【シンガポール2022年6月24日PR Newswire=共同通信JBN】
*シンガポールを拠点とする企業が、熱保護、省エネルギー、エネルギー貯蔵で業界をリードするソリューションを提供する。
世界の主要なエネルギー貯蔵媒体であるリチウムイオンバッテリーシステム向けの重要部品のイノベーターであるJIOS Aerogelは21日、主に熱保護、省エネルギー、エネルギー貯蔵といったエネルギー産業が直面するグローバルな課題に大きな重点を置いた同社の取り組みを強調する全く新しいウェブサイトを立ち上げたと発表した。
JIOS Aerogelのソリューションは、急速に拡大する電気自動車(EV)やエネルギー貯蔵システム(ESS)の市場をサポートし、電化における重要な課題に対処している。新しいウェブサイトは、よりクリーンで環境に優しい未来のための省エネルギーというブランドの信念に合わせたものだ。
JIOS AerogelのマーケティングディレクターのStephen Hodson氏は「この2年間で、われわれは山火事、津波、感染症の世界的流行、洪水をすべて目にしてきた。われわれが目の当たりにしたすべてのことから、ひとつ重要なことがあるとすれば、それは持続可能性が未来である、ということだ。新しいウェブサイトは、熱保護、省エネルギー、貯蔵といったエネルギー分野の重要な問題に取り組むという、当社の最終的な目標を改めて示すものである。これにより、持続可能で効率的なエネルギーソリューションを求めるより多くの企業と協力し、パートナーになれることを願っている」と述べた。
▽よりクリーンで環境に優しく、より回復力のある未来に向けて
世界的により多くの企業が気候変動の影響を認識し始める中、EVとESSの市場には大きな需要がある。これは、気候変動による自然災害や大災害の多いアジア太平洋地域ではなおさらだ。
調査(https://www.marketdataforecast.com/market-reports/apac-electric-vehicle-market )によると、電気自動車市場はアジア太平洋地域だけでも2025年までに1663億米ドルに達し、2020年から2025年までの平均年間成長率は29.9%と推定されている。また、世界の電気自動車市場規模は2020年に2467億米ドル、2028年には1兆3182億2000万米ドルに達すると予測されている(https://www.fortunebusinessinsights.com/industry-reports/electric-vehicle-m arket-101678 )。さらに、アジア太平洋地域のバッテリーエネルギー貯蔵システム市場は、2021年から2026年の間に12.4%以上のCAGR(複合年間成長率)(https://www.mordorintelligence.com/industry-reports/asia-pacific-battery-e nergy-storage-system-market )で成長すると予測されている。
したがって、JIOS Aerogelのウェブサイト開設は、企業や創業者が持続可能性を強く意識したポスト・パンデミック時代に将来に向けた戦略を見直す上で、これ以上ないタイミングだ。新しいウェブサイトは現在、デスクトップまたはモバイルで、www.jiosaerogel.com からアクセスできる。
JIOS Aerogelは、熱保護、省エネルギー、貯蔵に役立つ多様な製品とソリューションを提供している。代表的な製品が、JIOS AeroVa(R) Aerogel Powderだ。これは、高い動作温度での伝熱能力と耐火性が要求される用途に最適な添加剤だ。EV市場向けには、JIOS AerogelのThermal Blades(TM)が圧縮可能なセル間バリアを提供し、バッテリーの熱暴走を緩和し、バッテリーの安全性を向上させる。
▽JIOS Aerogelについて
JIOS Aerogelは、世界をリードするシリカエアロゲルパウダーのメーカーだ。同社は特許で保護された製造プロセスにより、エアロゲルの製造コストを劇的に削減し、この高度で多機能な素材を無数の産業と用途で利用できるようにした。
JIOSはすでにArmacell GMBHと合弁会社を設立し、産業および石油・ガス分野で断熱性を生み出すために使用されるArmagel(R)エアロゲルブランケットを製造している。
また、同社は石こうボードを過給するエアロゲルパウダーを提供し、船舶用断熱コーティングのA60等級を達成し、電気自動車用バッテリーセルの耐熱性能・防火性能を向上させ、さらには合成羽毛の断熱性を天然羽毛同様にしている。
ソース:JIOS Aerogel