【青島(中国)2022年6月22日PR Newswire=共同通信JBN】中国商務省と山東省政府が共催する第3回Qingdao Multinationals Summit(青島多国籍サミット)が2022年6月19日、山東省青島で開催された。
今年のサミットは、中国市場の開放をさらに進めるために多国籍企業と中国の企業および組織の共同作業に焦点を当て、すべての関係者間の新しく拡張された協働につながる対話を通じて新しい開発モデルを作成することにより、中国経済と世界経済の双方に新しい活力を注入することを目的としていた。
このイベントには、フォーチュン500の186社と世界の主要企業290社の経営幹部、多数の国の大使、国際機関や企業団体の専門家が集まった。オンラインとオフラインのハイブリッド形式で開催されたサミットには、5600人を超えるゲストが参加した。
サミットは、グローバルサプライチェーンの再構築、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の実施、カーボンニュートラルの達成など、さまざまなトピックに触れる多国籍企業の経営幹部間の議論と交流のためのプラットフォームを提供した。
現在、グローバルサプライチェーンシステムは、とりわけ保護貿易主義の高まりやCovid-19パンデミックなどの影響を受けて、加速的なペースで再形成されつつある。コストと大量生産における市場の優位性の弱体化の結果、グローバルサプライチェーンシステムにおける中国の役割が変わりつつあるという事実にもかかわらず、多国籍企業は依然として中国市場に自信を持っており、投資する用意がある。
中国は、エピデミックの予防と抑制措置を引き続き実施しながら、経済成長を後押しする計画である。これにより、中国政府は、市場へのアクセスをさらに緩和し、公正な競争を促進することにより、貿易と投資の自由化を継続することを目指し、市場志向で法律に基づく国際的なビジネス環境を構築することを究極の目標としている。
中国市場のさらなる開放と、より多くの機会をもたらすことが期待できる、より有利なビジネス環境が相まって、中国国外の企業は、成長を続ける経済のメリットを享受できるよう、投資、プレゼンスの確立、または既存のプレゼンスの拡大が歓迎されている。