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IFFの2022年春季会合が開幕し、グローバル課題の中の協力呼びかけ

International Finance Forum (IFF)
2022-05-02 16:40 693

【北京2022年5月2日PR Newswire=共同通信JBN】「New Global Landscape: Challenges and Responses(新世界情勢:課題と対応)」をテーマとするInternational Finance Forum(国際金融フォーラム、IFF)の2022年春季会合が4月27日北京で開幕した。

国際通貨基金(IMF)や上海協力機構など世界の政治・金融リーダーが参加したフォーラムは、グローバルコミュニティーが直面する課題、国際協力を通じて各国がグローバル経済ガバナンス強化に連携できる方法について討議することを目指している。

IMF チーフエコノミストのPierre-Olivier Gourinchas氏は基調講演で、いくつかのマイナス材料から、IMFが今年の世界経済成長率予測を3.6%に引き下げ、引き続き悲観的な世界経済見通しを立てていることを明らかにした。

Gourinchas氏は、中国のCovid-19封じ込め対策が過去2年、死者と感染者数の制御に成功し、経済活動の安定的運営を確保していると指摘した。

そのうえでGourinchas氏は、今や世界第2の経済大国にとって主要な課題は、75歳以上の高齢者のワクチン接種率が比較的低いことであると述べ、ワクチン接種範囲の改善が世界経済回復のカギを握っていると付け加えた。

一方、元中国人民銀行総裁の周小川(Zhou Xiaochuan)IFF会長は、気候変動がもたらした問題について、金融部門は資金調達と価格設定に関連する問題に取り組む施策によって、一定の責任を引き受ける勇気を持たねばならないと語り、統一炭素市場の構築が最善のソリューションであると付け加えた。

上海協力機構のAzymbakiev Muratbek Abakirovich事務次長は、世界経済が持続可能で均衡のとれた経済成長を妨げる貿易保護主義の台頭と相まって、Covid-19パンデミックの副次的影響に直面し続けると話した。

Muratbek Abakirovich氏は、ポストパンデミック時代の安定した経済成長は、世界経済関係の政治化、グローバルガバナンスの脆弱化、国際貿易改革の進捗遅延が引き起こすリスクに重大な影響を受ける恐れがあると述べた。また、気候変動、資源の枯渇、環境劣化から生じるリスクは管理・制御されなければならない、と付け加えた。

このイベントでIFF共同会長の韓昇洙(Han Seung-soo)元韓国首相は、緊密な協力を通じて今後の世界金融危機を克服するようグローバルコミュニティーに訴えた。

世界的課題の分析と潜在的ソリューションのアイデア交換を目標に、IFF春季会合は世界のリーダーを集め、パンデミック下で地政学的混乱が継続し、食料・エネルギー危機が激化し、グローバル産業・サプライチェーンのセキュリティー脅威の中で、中国と世界が経済成長を加速する行動をとる方法について討議した。

▽International Finance Forum(国際金融フォーラム、IFF)について

IFFは2003年に北京で設立された独立、非営利、非政府の国際組織である。中国、米国、欧州連合(EU)、国際連合(UN)を含む20以上の国や地域、国際組織の金融リーダーによって設立されたこのフォーラムは、長年にわたるハイレベルな対話と意思疎通の場である。詳細はhttp://www.iff.org.cn/php/list.php?tid=477 を参照。

 

ソース: International Finance Forum (IFF)
キーワード: 銀行/金融サービス