omniture

Pondy Oxides & Chemicals Ltdが世界最大の温室効果ガス無排出のバッテリーリサイクル施設建設のためACE Green Recyclingと提携

ACE Green Recycling
2022-03-07 11:27 1229

【シンガポール2022年3月7日PR Newswire=共同通信JBN】

*施設は10年間で2800万個以上の鉛蓄電池をリサイクルし、5億キログラムのGHG(温室効果ガス)排出を防ぐ可能性がある

ACE Green Recycling(https://www.acegreenrecycling.com/ )(ACE)は、インドのアンドラプラデシュ州チットゥールに世界最大の温室効果ガス(GHG)無排出のバッテリーリサイクル施設を建設するため、インドのPondy Oxides & Chemicals(https://pocl.co.in/ )Ltd(BSE: 532626)と10年間にわたる1200万米ドルの機器供給・ライセンス供与契約に署名した。このグリーンテクノロジーの新興企業は、特許で守られたゼロエミッションの鉛蓄電池リサイクル技術をインドの大手鉛蓄電池リサイクル会社にライセンス供与し、毎年、約6000万米ドルに相当する4万トンのバッテリーをリサイクルする。

POCLは27年以上にわたって金属、化学品およびバッテリーのリサイクル事業に携わっており、ロンドン金属取引所(LME)に登録されたインドで最初かつ唯一の3N7 Lead Brand(3N7鉛ブランド)である。

従来、鉛蓄電池のリサイクルは製錬工程を介しており、これは大量のGHG排出を引き起こすセ氏1000度以上の動作温度を伴っている。製錬と比べると、ACEのリサイクル技術は室温で動作し、電気を使用して機能し、GHGを全く排出せず、酸素を空気中に放出し、固形廃棄物を80%以上最小化する。 ACEの技術が外部熱を必要とする唯一の工程は、鉛インゴットを作るための最終溶融の間である。ACEはまた、化石燃料の使用を避けるために太陽電池式の電気ケトルを開発している。

この技術は、POCLが韓国、日本、タイ、インドネシア、中東、米国、欧州の国際顧客に製品を輸出していることから、二酸化炭素排出量を地球規模で削減する。鉛蓄電池は自動車産業の重要な要素であり、同時に再生可能な電力貯蔵および電気通信業界においても重要な役割を果たしている。

POCLのAshish Bansalマネジングディレクターは「アジアのバッテリーリサイクル業界の主要な世界的プレーヤーおよびパイオニアとして、POCLは常にR&D(研究開発)に投資し、業界と顧客の絶えず変化するニーズに合わせるために最新の技術に後れを取らないようにしている。ACEの画期的技術は、われわれが競争相手の一歩先を進み続けると同時に、世界の電化推進の風潮を現実的にすることに積極的に貢献するのに役立つ」と語った。

POCLのK. Kumaravel財務部長は「ACEとのコラボレーションは、グリーンテクノロジー分野への明確な前進である。POCLはインドにおける循環経済の担い手となり、いつでもリサイクルの代名詞であるよう努めている」と語った。

POCLでのACEの技術展開は、2022年第4四半期に作業を開始する予定であり、段階的に拡大される。10年間にわたり3万平方メートルの施設は2800万個以上の鉛蓄電池をリサイクルし、5億キログラムのGHG排出を防ぎ、4000万キログラムの固形廃棄物が埋め立て地に入るのを防ぎ、5万5000人にとって十分な1700万キログラムの酸素を生み出し、2800万キログラムのプラスチックをリサイクルし、地域社会に環境関連の仕事を提供すると予測されている。長期的には、POCLは同施設に太陽光発電を利用することを計画しており、それによってScope 2 GHG(スコープ2の温室効果ガス)排出も削減する。

ACEのVipin Tyagi共同創立者兼最高技術責任者(CTO)は「当社はPOLCと提携し、彼らが環境フットプリントを改善するとともに、彼らの従業員により安全な職場を提供するのを支援できることをうれしく思っている。当社の世界クラスかつ完全自動の鉛蓄電池リサイクル技術は、鉛の回収を高め、製錬よりもコスト効率が高く、その一方で、周辺の地域社会への鉛の暴露を軽減する。このパートナーシップは、世界の鉛リサイクル業界の脱炭素化を支援する最初の大きな一歩であり、当社はPOCLとの互恵的パートナーシップに期待している」と語った。

ACEのNishchay Chadha共同創立者兼最高経営責任者(CEO)は「電気自動車産業は世界的に成長し、世界の人々はより持続可能で効率的な消費と生産に向かって進んでおり、環境に優しいバッテリーリサイクル・ソリューションには大きな需要がある。当社はまた、リチウムイオン電池リサイクル技術の商業開発に近づいており、当社のソリューションがバッテリーリサイクル業界のゲームチェンジャーとなり、世界の電化を持続可能にするのに貢献すると確信している」と語った。

ACEは今後5年間で業界のリーダーになることを目指しており、Circulate Capitalが主導する最新の資金調達ラウンドで、これまでに1000万米ドルを調達している。同社はチームを30人から50人に拡大し、インド、米国、シンガポールの3つのオフィスに分かれている。

▽ACE Green Recycling Incについて

ACE Green Recyclingは、シンガポールと米国の両方に本社を置く世界的なバッテリーリサイクル技術会社である。温室効果ガスを排出しない使用済み鉛蓄電池の世界初の商業化リサイクル工程を開発し、現在、主に電気自動車や携帯電話、ラップトップで使用されているリチウムイオン電池をリサイクルするためにゼロエミッション技術を高めている。ACEのチームは、数十年にわたるリサイクルおよびバッテリー材料サプライチェーンの経験を持っており、世界的なバッテリーリサイクルのリーダーになる準備ができている。

▽Pondy Oxides & Chemicals Ltd(POCL)について

POCLはインドの大手非鉄金属リサイクル会社の1つであり、インド最大の二次鉛製造会社である。POCLは、鉛、銅、亜鉛、プラスチックをさまざまな形でリサイクルしている。1995年3月に活動的な起業家によって公開有限責任会社として法人化され、ボンベイ証券取引所にも上場されている。創立以来、年々成長を続け、国内外の市場でブランドイメージを確立し、LME(ロンドン金属取引所)に登録された鉛ブランドである。POCLは、業界に長期の持続可能な影響を及ぼすエコシステムの構築に重点的に取り組んでいる。

▽メディア問い合わせ先

Ikram Zainy
Superminted Pte Ltd
ikram@superminted.com 
Tel: +(65)96553441

ACE Green Recycling
communications@ace-green.com

ソース: ACE Green Recycling