【ワシントン2022年2月24日PR Newswire=共同通信JBN】スティーブン・ムニューシン(Steven T. Mnuchin)前財務長官が設立し、率いるプライベートエクイティー企業、Liberty Strategic Capitalは23日、業界をリードするサイバー防御プラットフォームBlueVoyant, LLCとの間で、BlueVoyantに合計1億2500万ドルを投資するとともに、同社の2億5000万ドルのシリーズD資金調達で主幹事を務める内容の最終合意をこのほど締結したと発表した。これは、Liberty Strategic Capitalにとり、設立以来4番目の投資であり、Libertyの主要投資分野の1つであるサイバーセキュリティー業界への3番目の投資である。
BlueVoyantは、顧客ネットワーク内で24時間365日のサイバー脅威の検出と対応を提供するマネージド・セキュリティーサービス;サプライチェーンとベンダーネットワークを啓発するサードパーティー・サイバーリスク防御;ブランド保護、脅威インテリジェンス、インシデント対応を提供するデジタルリスク防御;ミッションクリティカルなサイバーセキュリティーサービスであるプロフェッショナルサービスの4つの事業を運営するサイバーセキュリティー防御企業である。BlueVoyantのプラットフォームとサービスは、高度な自動化とカスタマイズを提供し、国家安全保障局、連邦捜査局、イスラエル国防軍の8200部隊、英国のGCHQ、並びに民間部門のサイバーセキュリティー専門家などの主要なグローバルサイバー防衛政府組織での豊富な経験を持つサイバーセキュリティーアナリストによってサポートされている。
サイバー脅威の急速な出現と深刻度および頻度の増大と、サイバーセキュリティー人材の長期的な不足により、重要なインフラストラクチャーの適切な防御を提供する能力に大きなギャップが生じている。 Libertyは、BlueVoyantが、クラス最高のサイバーセキュリティー防御テクノロジーを顧客向けのマネージドサービスプラットフォームに統合するためのプラットフォームを提供することで、このギャップを埋めるのに最適な位置にあるとみている。さらに、新しいサイバーセキュリティー脅威が出現し、防御テクノロジーが適応するにつれ、BlueVoyantは、絶えず変化する脅威の状況に直面しても機敏性を維持できる位置にある。
Liberty Strategic Capitalのムニューシン創設者兼マネジングパートナーは「サイバー脅威の増大に伴い、BlueVoyantは管理された検出と応答、サードパーティーのサイバーリスク管理、デジタルリスク保護、およびサイバーセキュリティー専門サービスにおける差別化されたリーダーとしての地位を確立してきた。BlueVoyantとその一流の経営チームがこの重要かつ急速に拡大する市場で成長推進を継続しているため、われわれは彼らとの提携を非常にうれしく思う」と語った。
BlueVoyantのJim Rosenthal共同創設者兼最高経営責任者(CEO)は「BlueVoyantを設立したとき、われわれはサイバーセキュリティーが企業や政府機関が直面する最も重大な脅威の1つになりつつあることを知っていた。また、われわれのチームは迅速に行動し、独自に対処する準備ができていた。当社はわずか4年で従業員数560人以上に成長し、700社以上の顧客から信頼を得ている。われわれが目の当たりにしている市場の需要は途方もないものであり、セキュリティー専門家が当社の成果ベースのサイバーセキュリティーソリューションに軸足を移すにつれ、この傾向は加速しつつある」と語った。
BlueVoyantのTom Glocer執行会長兼共同創設者は「Fortune 100企業2社の筆頭ディレクターとして私は先端サイバーセキュリティーソリューションへの需要が増大しているのを目の当たりにしている。この需要は今後数年間に増大の一途をたどり、BlueVoyantは大小の組織の内部および外部の両方のニーズを満たすための独自の装備を備えている」と語った。
LibertyのBlueVoyant向け投資の関連で、ムニューシン氏はBlueVoyantの取締役会に加わる。
Paul, Weiss, Rifkind, Wharton & Garrison LLPはLiberty Strategic Capitalの法律顧問を務めている。
▽BlueVoyantについて
BlueVoyantでは、効果的なサイバーセキュリティーには、組織とサプライチェーンの両方で積極的な予防と防御が必要なことを認識している。当社独自のデータ、分析、テクノロジーは、深い専門知識と相まって、完全なエコシステムを保護するための戦力倍増装置として機能する。
正確さ。実用性。適時性。スケーラビリティー。
BlueVoyantは、Fortune 500社出身者と元政府サイバー関係者によって2017年に設立され、ニューヨーク市に本社を置き、首都ワシントン、メリーランド、サンフランシスコ、イスラエル、フィリピン、カナダ、英国、スペイン、オーストラリア、ハンガリー、チェコ共和国、 ルーマニア、スロバキア、オランダ、ベルギー、ドイツ、スウェーデン、デンマーク、エルサルバドル、コロンビア、メキシコ、パナマに人員を駐在させている。
▽Liberty Strategic Capitalについて
Liberty Strategic Capitalは首都ワシントンを拠点とするプライベートエクイティー企業であり、テクノロジー、金融サービス、フィンテック、および新しい形式のコンテンツへの戦略的投資に注力している。同社は2021年に設立され、スティーブン・ムニューシン(Steven T. Mnuchin)前財務長官が率いている。Libertyのポートフォリオには、サイバーセキュリティーテクノロジー企業であるCybereasonとContrast Securityへの多額の投資と、衛星テクノロジー企業Satellogicへの投資が含まれている。
BlueVoyantへの投資は、Liberty Strategic Capitalが昨年初めに設立されて以来、4番目の投資となる。ムニューシン氏は、財務長官および国家安全保障会議のメンバーとして、イラン、ロシア、北朝鮮のサイバー攻撃者、および国境を越えたサイバー犯罪者を対象とした新たな経済制裁の設計の監督、およびランサムウエア攻撃と戦うために制裁当局を使用することなど、サイバー脅威に対する米政府のアプローチ形成を支援した。ムニューシン氏は、金融サービス部門全体のサイバーセキュリティーに関する米政府の筆頭責任者でもあった。同氏はその資格で米国のトップ規制当局や米国最大の金融機関の最高経営責任者とサイバーセキュリティーの準備態勢、規制の調整、事件対応について直接協力した。さらに、ムニューシン氏は、内国歳入庁内のテクノロジーとデータセキュリティーの近代化を主導し、米国内の単一の機密個人財務データとしては最大の集積をより適切に保護した。
国家安全保障問題に造詣の深い米シークレットサービスの元アシスタントディレクターであるLibertyのMichael D'Ambrosioマネジングディレクターは、この投資で重要な役割を果たした。D'Ambrosio氏は、BlueVoyantの戦略諮問委員会に参加することにより、Libertyが同社に戦略的支援を提供する取り組みにおいて主導的役割を果たす。
▽メディア問い合わせ先
BlueVoyant
Jennifer Schlesinger
T: +1 201.397.4976
E: jenny.schlesinger@bluevoyant.com