【サンパウロ2022年2月7日PRNewswire＝共同通信JBN】
＊パートナーシップの目的は、さまざまな部品への革新的な応用の開
パフォーマンスとスピードの向上。これが、e-mobility産業と電気モーターサイクルのパイオニアとして知られるLightning Motorcyclesがニオブ製品と技術で世界をリードするサプライヤーのブラジル企業CBMMとの提携に至った目標である。
1月に署名されたパートナーシップは、シリコンバレーに拠点を置くLightning Motorcyclesと提携し、モビリティー分野へのニオブの応用を活用して、現在の地上速度記録（LSR）の更新が可能な電気二輪車の製造を目的としている。パートナーシップでは、自動車に使われるさまざまな部品でニオブを導入・検証して、パフォーマンスを向上させ、最終的には時速250マイル（時速約403キロ）の記録を超えることを目標としている。
CBMMのMariana Perez de Oliveira市場開発マネージャーによると、Lightning Motorcyclesとのパートナーシップは特に戦略的なものである。なぜなら、それは高性能自動車でニオブ技術を実験・検証するためのプラットフォームとして役立つからである。Mariana氏は「その狙いは、ニオブ応用の優位性を実際に示すことである。ニオブを加えることで、重量の軽減とエネルギー効率の向上を目指すプロジェクトに多くのメリットをもたらすことができるだけでなく、安全性にも直接的に寄与する」と語った。同氏は、プロトタイプが将来のプロジェクトの構想にもつながるため、今回の契約は長期的なものになると付け加えた。
Lightning MotorcyclesのRichard Hatfield経営最高責任者（CEO）兼創設者は、「高性能の二輪車には軽量性と高い効率性が欠かせない。私たちはこの目的の達成のためにこれまでにもニオブを一部利用してきた。高性能な電子二輪車だけでなく、あらゆるタイプの自動車の向上にとって重要な恩恵をもたらすニオブ技術をさらに導入するために、CBMMとの協力できることを大変うれしく思う」と述べて、パートナーシップへの自信を示した。
▽ELECTROMOBILITYについて
ニオブはモビリティーの真の革命をもたらす。例えば、鉄鋼業界では高張力鋼の製造に応用されて、既に現実のものとなっている。また、耐性の高い部品の開発が可能となり、自動車の安全性向上でも極めて重要な役割を果たしている。
さらに、この金属は摩耗、低減や耐久性、一層の効率化など、ブレーキシステムを向上させることができる。例えば自動車用バッテリーの陰極と陽極に使用すれば、従来のリチウムイオンバッテリーで使用される技術よりも超高速の充電やより大きなエネルギー密度などのユニークな特性を得ることができる。
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