omniture

QuEST Global傘下のSynapse DesignがTSMC Design Center Alliance(DCA)に加入

QuEST Global
2022-01-04 15:33 2252

ベンガルール(インド)、サンタクララ(米カリフォルニア州)

2022年1月4日

/PRNewswire/ -- QuEST Global傘下のSynapse Designは3日、同社がTSMC Open Innovation Platform(R)(OIP)(https://www.tsmc.com/english/dedicatedFoundry/oip )のDesign Center Alliance(DCA)プログラムに加入したと発表した。TSMC DCAプログラムはチップ実装サービスとシステムレベルの設計ソリューションに注力しており、TSMCテクノロジーを採用している顧客の設計障壁引き下げをサポートする。

Synapse Designは、アーキテクチャー仕様からテープアウトに至るまで、複雑なシステムオンチップ(SoC)およびミックスドシグナル特定用途向け集積回路(ASIC)に対応する実績のある最先端のサービスとソリューションを提供することで評判を築いてきた。同社は、人工知能、機械学習、データセンター、IoT、自動車/自律運転、マルチメディア、モバイル、ネットワーキング、通信・ストレージテクノロジーを対象としたSynapseの実績のあるエンドツーエンドのハードウエアおよびソフトウエア設計ソリューションを選択する世界トップのファブレス、オリジナルデザイン製造(ODM)および統合デバイス製造(IDM)企業のほとんどに選ばれる設計サービスプロバイダーである。

Synapse DesignのSatish Bagalkotkar社長兼最高経営責任者(CEO)兼共同創設者は今回の加入にコメントし「DCAプログラムを通じたTSMCとのコラボレーションにより、顧客の信頼度が高まり、TSMCの高度なプロセステクノロジーと連動するSynapse Designからクラス最高のエンドツーエンドのハードウエア/ソフトウエア半導体設計サービスを受けることができる。TSMCと協力して、より効率的な半導体設計を提供する上で障壁を乗り越える」と語った。

TSMCデザインインフラストラクチャー管理部門のSuk Leeバイスプレジデントは「TSMCの業界をリードするテクノロジーに関するデザインサービスへの市場のニーズの高まりに対応するため、Synapse DesignがわれわれのDesign Center Allianceに加入したことを非常にうれしく思う。Synapse Designの設計サービスの経験とTSMCの技術を組み合わせた共同作業により、相互の顧客は次世代設計の成功を実現し、差別化された製品を迅速に市場に投入することができる」と語った。

QuEST Global傘下のSynapse Designは、米国、インド、中国、日本、マレーシア、ベトナムにデザインセンターを置き、1000人超のエンジニアを雇用している。同社はTSMCと緊密に協力し、過去5年間にTSMCの最新のN7、N6およびN5プロセスの20以上の設計を含むTSMCのプロセス技術に関する150以上の設計を完了した。同社は、システムレベルのソフトウエアや組み込みファームウエアの開発など、アーキテクチャー仕様からテープアウトに至るまで、高性能で低電力のSoCおよびミックスドシグナルASIC設計サービスを提供している。SynapseはQuESTファミリーの一部となり、半導体、自動車、家庭用電化製品、ネットワーキング、ストレージシステムなど、さまざまな業界でエンドツーエンドのハードウエア対応ソフトウエアソリューションの提供をサポートしている。これらのソリューションは、急成長する業界がデジタルトランスフォーメーションに向けた取り組みを加速するのを助ける。

▽QuEST Global傘下のSynapse Designについて

Synapse Design(www.synapse-da.com )は、極めて複雑なSoCと組み込みソフトウエアに特化した半導体設計サービスの業界リーダーである。同社のクライアントリストは、世界中の上位10社のIDM/ODMおよびファブレス企業の95%で構成されている。Synapse Designの製品とサービスは、AI、機械学習、モバイル、IoT、ストレージ、ネットワーキング、マルチメディア、5Gなどのハイエンド製品を生み出す企業をサポートしている。同社は、人材、技術、サービスを通じて卓越したエンジニアリングと柔軟なビジネスモデルを提供し、顧客に次世代製品を提供している。2003年に設立されたSynapse Designは、シリコンバレーに本社を置き、世界中にデザインセンターを持っている。最近、QuEST Globalに買収され、半導体業界向けに包括的な設計・コンサルティングサービスとソフトウエア開発を提供する能力を強化した。

▽QuEST Globalについて

QuEST Globalは25年以上にわたり、航空宇宙・防衛、自動車、エネルギー、ハイテク、ヘルスケアおよび医療機器、鉄道、半導体などの業界で世界的に有名な企業の多くから、製品エンジニアリングおよびライフサイクル・サービスのパートナーとして信頼を得ている。世界13カ国に54のグローバル・デリバリー・センターを持ち、1万1500人以上の従業員を擁するQuEST Globalは、機械工学、電子工学、ソフトウエア、デジタル・エンジニアリングのイノベーションを融合し、より安全でクリーンで持続可能な世界のためのソリューションを設計する最前線に立っている。QuEST Globalの深い専門知識とデジタル技術は、顧客が製品開発やイノベーションサイクルを加速させ、新たな収益源を生み出し、消費者体験を向上させ、製造プロセスやオペレーションを効率化するのに役立つ。

ソース: QuEST Global