【台北2021年11月5日PR Newswire=共同通信JBN】2020年唐奨(Tang Prize)授賞式は、2021年11月20日(土)の午後2時(台北時間、GMT+8時間)にオンラインで開催される予定である。唐奨教育基金会(Tang Prize Foundation)はこのイベントの全てをライブストリーミング放送する。唐奨の受賞者は8人で、それぞれが受賞スピーチを行う。2020年受賞者の傑出した業績を祝う式典に、全世界の視聴者が参加するよう心から招待する。
第4回唐奨授賞式と共に、8人の受賞者による講演が11月20日と27日に予定されている。「持続可能な開発」「バイオ医薬」「中国学」「法の支配」に関心のある全ての人に、この2回の土曜日に同財団ウェブサイト(https://www.tang-prize.org/en/first.php )やYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/theTangPrize )で視聴してもらうことを心から招待する。
11月20日午前10時から5人の受賞者が講演する。最初に「中国学」部門で受賞したWang Gungwu教授が「From Wen to Shi::China's Road」を、それに続いて「持続可能な開発」部門の受賞者であるJan Goodall博士が「Hope」を講演する。「法の支配」部門の3団体の受賞者による講演は夜に行われる。午後7時30分、The Bangladesh Environmental Lawyers Associationの代表者が「Impact of PIL(公共利益訴訟の影響)」についての講演を、午後8時にはThe Legal Agendaの代表者が「Public Interest Litigation in Undemocratic Arab Contexts: Lessons from The Legal Agenda Experiences(非民主的なアラブの文脈における公共利益訴訟:The Legal Agendaの経験からの教訓)」を講演し、午後8時45分にはDejusticia(The Center for Law, Justice and Society)のメンバー2人が「Strategic Litigation, Democracy, and Social Justice: A Perspective from Dejusticia and Global South(戦略的訴訟、民主主義、社会正義:DejusticiaとGlobal Southからの視点)」について講演する。
11月27日には、「バイオ医薬」部門の3人の受賞者による講演が予定されている。午後4時にCharles Dinarello博士が「Interleukin-1, the Prime Mediator of Systemic and Local Inflammation(全身性および局所性炎症の主要メディエーターであるインターロイキン-1)」について講演し、その後間もなくMarc Feldmann博士が「Translating Molecular Insights in Autoimmunity into Effective Therapy(自己免疫の分子的洞察を効果的な治療につなげる)」について明らかにし、最後は午後6時、岸本忠三博士が「Interleukin-6: from Arthritis to CAR-T and COVID-19(インターロイキン-6:関節炎からCAR-T、COVID-19まで)」について、同博士の知識を共有する。
世界的なパンデミックを背景に開催される2020年授賞式は特別な意義を持っている。全ての受賞者が独自の方法でこの健康危機を軽減することに貢献しているからである。視聴する人々は受賞者の仕事への献身、貢献、そしてビジョンに感銘を受け、私たちの地球の持続可能な未来について大きな不安を持つことになるだろう。