【杭州(中国)2013年8月15日PRN=共同JBN】中国東部浙江省の省都である杭州市は今年10月に第15回杭州西湖国際博覧会(15th West Lake International Expo)を開催する予定。開催期間中には一連の展覧会、フォーラム、レジャー活動が行われ約1000万人のビジターが予想され、約5万人と予想される企業幹部やビジネスマンにビジネスチャンスを提供することになる。
杭州西湖国際博覧会組織委員会によると、この催しは杭州市政府、中国国家体育総局、中国国家観光局、浙江省政府の共催で行われ、100億元(約16億米ドル)の総取引高を達成し、海外から10億米ドルの直接投資を呼び込むことを狙いとしている。
杭州市は魅力的で美しい西湖と湖畔でよく知られており、2011年にユネスコ世界遺産に登録された。催しの主会場は、すばらしい自然景観と豊かな文化的風物で有名な杭州市の中心部となり、これとは別に長江デルタ地帯に沿った人気の観光スポット15カ所で同時に小規模なイベントが催される。
経済的、技術的発展の促進を使命の中心とする博覧会は、杭州市内と周辺で進行中の革新とレジャー、観光、技術、情報、貿易、投資、文化とクリエーティブ、eコマース、不動産、自動車産業部門に焦点を合わせる。博覧会のプログラムは、杭州地域の社会的、経済的発展をもたらす方策として、世界の企業幹部、ビジネスマンに杭州でのビジネスチャンスを提供する。
ビジターと出展者はこの博覧会で、すばらしい食事を楽しみ、美しい音楽に耳を傾け、地元の民族衣装で行われる演劇を楽しむチャンスがあり、その他の興味深いパフォーマンスや展示会を見る機会もある。
杭州西湖国際博覧会は1929年に初めて開催され、2000年に再発足して以降は毎年開催されている。
2000年から2012年までに博覧会は1550億元(約254億米ドル)の総取引高を達成し、海外から114億米ドルの直接投資を実現、1億8800万人のビジターを迎えている。
この博覧会は杭州市の年間国内総生産(GDP)に約0.5%寄与していると評価されている。
詳細はhttp://www.xh-expo.com/ を参照。
ソース:Hangzhou West Lake Expo Organizing Committee