omniture

RFモジュール及びフィルターの世界的プロバイダー企業である 村田製作所との戦略的パートナーシップの拡大について

Resonant
2021-10-06 20:31 2169

レゾナント社のXBAR®技術を新たなバンドで活用へ

テキサス州オースティン, 2021年10月6日 /PRNewswire/ --  堅牢な知的財産プラットフォームに基づいた開発及び「人」と「モノ」を繋ぐために設計された無線周波数(RF)フィルターソリューションプロバイダー企業であるResonant Inc.(NASDAQ: RESN、以下「レゾナント社」)は、世界最大のRFフィルターメーカーである株式会社村田製作所(OTCMKTS: MRAAYまたは東京証券取引所:6981_TYO)、以下「村田製作所」)と、5G XBAR® RFフィルターの開発に関する複数年の商業パートナーシップを拡大しました。

今回の契約拡大は、レゾナント社の独自技術であるXBAR®テクノロジーを活用したRFフィルターの設計を対象としており、その対象バンドはさらに広がります。

レゾナント社会長兼最高経営責任者であるGeorge B. Holmes氏は、「村田製作所との契約延長は、当社のパートナーシップとXBAR®技術が認められたものであり、量産プラットフォームの構築に向けて協力していきたいと思います。村田製作所は、次世代ワイヤレスネットワークで必要とされる広帯域・高周波RF市場での厳しい需要を満たすために特別に開発された当社のXBAR®技術を活用する優れた戦略的パートナーであり続けています。今回の合意によりXBAR®技術が圧倒的な規模で市場に投入され、次世代ネットワークが今日直面している多くの課題を解決することに一歩近づくことができました」と述べています。

レゾナント社について

レゾナント社(NASDAQ: RESN)は、WaveX™設計ソフトウェア・ツール・プラットフォームにて、幅広いIPポートフォリオを活用したソリューションを提供することでRFFEの既存のサプライチェーンを破壊し、RFフロントエンド(RFFE)市場に変革をもたらしています。限られた設計者、ツール、キャパシティによって決定的に制約されてしまう同市場において、設計効率の向上、市場投入までの時間短縮、ユニットコストの削減を顧客に提供することでこれらの重要な問題に対処しています。お客様は、レゾナント社の最先端且つ革新的な機能を活用しフィルターとモジュール設計するとともに、同社ファブレス・エコシステム(この種のものとしては初)を通じ、多様で安定的なサプライチェーンを最大限に利用することができます。またレゾナント社と連携し携帯機器の接続性を向上させると同時に、新たな5Gアプリケーションのニーズに対応します。

レゾナント社の技術や市場でのポジショニングを説明した一連のビデオがウェブサイトに掲載されていますので、是非ご覧ください。

  • レゾナント社コーポレートビデオ
  • WaveX™設計技術とXBAR®で 5Gへの移行を加速する
  • 5Gの可能性を引き出すためのエキスパートインサイト
  • 5Gへの移行を可能にする技術

詳細については、www.resonant.comをご覧ください。

レゾナント社は自社ウェブサイト(https://www.resonant.com)およびLinkedInページ(https://www.linkedin.com/company/resonant-inc-/)を、製品、予定されている財務その他の発表、今後予定されている投資家会議や業界会議への出席、その他の事項に関する情報の配信チャネルとして使用しています。このような情報は重要な情報とみなされる可能性があり、レゾナント社はレギュレーションFDに基づく開示義務を遵守するためにこれらのチャネルを使用する可能性があります。したがって、投資家は、当社のプレスリリース、SEC提出書類、公開コンファレンスコール、ウェブキャストをフォローするだけでなく、当社のウェブサイトやソーシャルメディアアカウントをモニターする必要があります。

村田製作所について

村田製作所(OTCMKTS: MRAAYまたは東京証券取引所:6981_TYO)は、セラミックベースの電子部品およびソリューション、通信モジュール、電源モジュールの設計、製造、販売における世界的なリーディングカンパニーです。
村田製作所は先進的な電子材料、最先端の多機能・高密度モジュールの開発に取り組んでおり、同社は世界中に従業員と製造施設を有しています。

レゾナント社XBAR®フィルター技術

レゾナント社は次世代の5G、Wi-Fi、UWBネットワーク以降の困難で複雑なRFフロントエンドの要件を満たすため、新しいBulk Acoustic Wave(BAW、バルク弾性波)フィルター技術であるXBAR®を開発しました。4G BAWフィルター構造は従来、3GHzまでの周波数で使用されより高い周波数帯のフィルターに適応していましたが、性能と能力の面で大きな課題がありました。レゾナント社は、WaveX™を用い広帯域、高周波、高出力のフィルター設計のためのさまざまな共振器、フィルター構成要素の評価、判定を可能にします。XBAR®はこれらの広範な研究の結果として、最適な次世代フィルター技術として誕生しました。

XBAR®は、5GやWi-Fi 6/6Eなどの次世代無線技術の可能性を十分に発揮するために必要な性能をネイティブに実証した最初で唯一のRFフィルターソリューションです。今後のワイヤレスネットワークは広帯域化、高周波化、複雑化が進み、XBAR®フィルターの需要がさらに高まると考えられますが、従来のBAWフィルターは複雑で多段階の製造工程を必要とします。XBAR®フィルターは製造において格段にシンプルであるため、SAWファウンドリーを活用することができます。

レゾナント社はXBAR®技術を、革新的技術に関連する基本特許および企業秘密に加え、その後に開発されたノウハウや専門知識に関連する知的財産によって保護し続けています。


レゾナント社WaveX™設計技術

レゾナント社は、難しいRF周波数帯の設計や、複雑で困難な5G、Wi-Fi、UWBのRFフロントエンドの要件を満たすモジュールを作成しています。WaveX™を使用することにより、レゾナント社は従来のアプローチと比較し半分のコストで製造、半分の時間で開発可能と確信できる設計を可能にします。さらにWaveX™は、独自のアルゴリズム、ソフトウェア設計ツール、ネットワーの検討をも可能にします。

レゾナント社は顧客に迅速な設計シミュレーションを提供し、顧客は自社のキャプティブFABで製造するか、レゾナント社ファウンドリー・パートナーに製造を依頼します。これらの改良ソリューションは、表面弾性波(SAW)または温度補償表面弾性波(TC-SAW)技術を使用し、バルク弾性波(BAW)のような高コストの製造方法と同等の性能を発揮します。

レゾナント社WaveX™は優れた予測性を備えており、FABの従来の約半分の工程で目的の性能を得ることを可能にします。さらにレゾナント社のモデルは基本的なものであるため、基本的な材料特性や寸法などの「ファウンドリー言語」によってファウンドリーや工場の顧客との統合がシームレスに行えます。

Resonant Safe Harbor / Forward-Looking Statements(将来予測に関する免責事項)

本プレスリリースには、将来の見通しに関する記述が含まれています。この記述には、当社のフィルター設計とソフトウェアツールの性能、および村田製作所との拡張契約に基づく将来の支払いの時期と金額などが含まれています。将来の見通しに関する記述は、この文書の日付時点で作成されたものであり、実際の結果が将来の見通しに関する記述と大きく異なる原因となり得るリスクや不確実性を内在していますが、これには以下が含まれます:当社の限られた営業実績、顧客の仕様に合致した設計を完成させる能力、当社の顧客(またはそのメーカー)が当社の設計を商業的に製造する能力、当社の設計を組み込んだ製品をOEM顧客に販売する顧客の能力、当社の支出およびその他の現金使用の変化、当社の設計が他の設計やソリューションと比較してコストを大幅に削減可能かどうか、業界における激しい競争及び急速な技術革新により当社の設計が有用でなくなるまたは旧式となるリスク、当社の成長に必要とされる数量の設計プロセスにおいて必須の高スキル技術者を見つけ採用し維持する能力、成長管理能力、一般的な市場、経済、ビジネス状況などです。実際の業績が将来の見通しに関する記述で予測されたものと大きく異なる可能性があるその他の要因は、米国証券取引委員会に提出した最新の年次報告書(フォーム10-K)または四半期報告書(フォーム10-Q)の「リスク要因」および「財務状況および業績に関する経営陣の検討および分析」の項に記載されています。将来の見通しに関する記述は、本リリースの日付の時点でなされたものであり、当社は将来の見通しに関する記述を更新する義務及び実地において明示的に責任を一切負わないものとします。

ロゴ -  https://mma.prnasia.com/media2/1627164/Resonant_Logo.jpg?p=medium600

ソース: Resonant
Related Stocks:
NASDAQ:RESN OTC:MRAAY Tokyo:6981