リヤド(サウジアラビア)
2021年9月30日
/PRNewswire/ -- Financial Sector Conference (FSC、金融部門会議)は2021年9月27日、Financial Sector Development Program(金融部門開発プログラム)のパートナー(財務省とサウジアラビア通貨庁、資本市場庁)が組織し、リヤドのラファルタワーで開催した「Financial Sector Conference Talks」の初の集中イベントを終了した。
開会スピーチでは、サウジ通貨庁(SAMA、中央銀行)のファハド・ムバラク(Fahad Al-Mubarak)総裁が持続可能性と気候変動で拡大する世界的な傾向に光を当てた。
最初のパネルは、「KSA ESG Ecosystem: Opportunities and Challenges(サウジアラビア王国の環境・社会・統治=ESGエコシステム:機会と課題)」について議論した。セッションは、ソシエテ・ジェネラル(Societe Generale)のJamie Sanzマネージングディレクター兼ソブリンアドバイザリー責任者が司会し、資本市場庁(CMA)のMohammed El-Kuwaiz理事会議長、NDMC(国家債務管理センター)のHani Almediani最高経営責任者(CEO)代理、KAPSARC(アブドラ国王石油研究調査センター)のFahad Al-Ajlan社長が出席した。
「ESG Capital Markets: The New Investment Landscape(ESG資本市場:新しい投資環境)」と題する2番目のパネルは、HSBCのJean Mercer資本市場担当副会長が司会した。パネルには次の講演者が参加した:アムンディ・アセットマネジメント(Amundi Asset Management)のTimothée Jaulin ESG開発提案責任者、ブルーベイ・アセットマネジメント&パートナー(Bluebay Asset Management & Partner)のPolina Kurdyavko新興市場(EM)上級ソブリン・ポートフォリオマネージャー(PM)、Saudi Electricity Company(SEC、サウジ電力)のManish Manchandyaグループ最高財務責任者(CFO)、ACWAPowerのPaddy Padmanathan社長兼CEO。
財務相代理として、金融部門会議監督委員会議長であるAbdulaziz Alrasheedマクロ財政・国際関係担当財務副大臣が王国の持続可能性への取り組みを強調し、式典を締めくくった。
このイベントは、2022年の第1四半期に開催される予定のFSC第2版紹介シリーズの最初の会合であり、ESGの役割の拡大と、資金調達のギャップを埋め、国連の持続可能性目標に沿った持続可能な資金調達を実現する全体的な取り組みを討議し、金融機関がESG商品で長期的に価値を生み出すように仕向けて、持続可能な資本主義市場に到達し、持続可能な資金調達の範囲を拡大することを目指した。
イベントには起業家が集まり、アイデアや経験を伝え、交換し、サウジ金融部門開発での投資機会について話し合った。特に、地元、地域、国際的な起業家、注目される国際コンサルタント・金融機関、信用調査機関や金融、投資、銀行、保険の専門家らを含む公的・民間部門の代表者らの注目を集めた。
言及する価値があるのは、金融部門会議の第2版は2019年の開始以来、さまざまなツールと手段を通じて金融部門エコシステム内で相互依存の統合の達成を目指してきたことである。さらに、サービスの開発と管理に革新的なツールを採用しつつ、回復力のある金融安定の枠組みの中で持続可能な成長の達成を目指した。
この会議は、経済開発評議会がVision 2030プログラムの1つとして立ち上げた金融部門開発プログラムのイニシアチブの1つであり、国家経済の発展を支える多角的で効果的な金融部門の創出を通じてSaudi Vision 2030の目標を実現することを目指している。
イベントの視聴は次をクリック:https://twitter.com/i/broadcasts/1BRJjnzlLqaJw
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