【アーバイン(米カリフォルニア州)2021年9月2日PR Newswire=共同通信JBN】
*使いやすさと安全性を追求した自己採取デバイス
Zymo Researchは1日、自宅サンプル採取キットの新製品が欧州連合(EU)での販売に向けてCEマークを取得したと発表した。サンプル採取キット、SafeCollect(TM)(SafeCollect™ Sample Collection Kits )は、消費者が監視なしに自己採取する際の安全性を最大限に考慮して設計された。SafeCollect(TM)技術は現在、綿棒(swab )と唾液(saliva )の両採取方式で利用可能である。
消費者が自分でサンプルを採取するよう求める技術系企業やドライブスルー型のCOVID-19試験施設が増えており、従来型のサンプル採取デバイスの展開には厳しい目が向けられている。こうしたニーズに対応するため、Zymo Researchの科学者とエンジニアは、ユーザーが確実にサンプル採取できるようにする安全性と使いやすさを提供する特製の自宅サンプル採取デバイス、SafeCollect(TM)を開発した。サンプル採取キット、SafeCollect(TM)の特許取得済みチューブは、サンプル安定化培地の偶発的な漏れ、接触と摂取、あるいはそのいずれかを防ぐ安全シールが特長である。
SafeCollect(TM)デバイスには、Zymo Research独自の安定化溶液、DNA/RNA Shield(TM)(DNA/RNA Shield )が充填されており、DNAおよびRNAを常温で少なくとも30日間保存できる。こうした保存は経済的であるだけでなく、高価なドライアイス、その他の低温輸送方法が利用できない、あるいは認められていないサンプルを輸送する際に不可欠である。DNA/RNA Shield(TM)は、SARS-CoV-2の採取、保存、不活化のための輸送媒体として初めて510(k)認可を受けており、宅配業者やラボの職員などサンプルに直接触れる人をさらに保護することができる。
Zymo ResearchのStanislav Forman博士は「自宅での検査や生体試料採取は、もはやニッチな消費者遺伝子検査向けのものではなく、広範な情報に基づくスクリーニングや監視の取り組みを促すために不可欠であり、新たな遠隔医療市場の重要な側面でもある。サンプル採取キット、SafeCollect(TM)は、顧客の利便性、安全性を損なうことなくこうした要求に応えるために開発されたが、妥協のない分析ができるよう、採取したサンプルの完全性を守ることもできる。われわれは、新製品SafeCollect(TM)でサンプル採取の新基準を作りたかった」と語った。
Zymo Researchは、サードパーティ向けにSafeCollect(TM)デバイスをOEM製造し、カスタマイズされた充填、ラベリング、キッティング/パッケージングを提供している。Zymo Researchの自宅サンプル採取キットSafeCollect(TM)の詳細については、同社ウェブサイト(website )を参照。
▽Zymo Research Corp.について
Zymo Researchは1994年以来、最先端の分子生物学ツールを科学および診断コミュニティーに提供してきた株式非公開企業である。「優れた科学は物事をシンプルにする(The Beauty of Science is to Make Things Simple)」がモットーで、これはエピジェネティックスからDNA/RNA精製技術まで同社の全製品に反映されている。エピジェネティクスのリーダーとして認められてきた歴史のあるZymo Researchは、高品質で使いやすいサンプル採取、微生物測定、診断デバイス、NGS技術用の斬新なソリューションで、限界を打ち破り続けている。Zymo Researchのフォローは、Facebook(Facebook )、LinkedIn(LinkedIn )、Twitter(Twitter )、Instagram(Instagram )で。
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