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SINOMED、商業目的で初めてHT Supreme薬剤溶出ステント留置術を実施および欧州での発売を発表

SINOMED
2021-08-18 00:28 2424

中国、天津、2021年8月17日/PRNewswire/ -- 国際的な医療機器メーカーであるSINOMEDは、アイルランド国立大学ゴールウェイ校(NUI Galway)と提携したゴールウェイ大学付属病院で、HT Supreme®薬剤溶出ステント(DES)の最初の商業的移植を行い、欧州での発売を開始したことを発表した。今回の処置は、NUIゴールウェイ校のトランスレーショナル心血管医学とイノベーションで教授として、そしてゴールウェイ大学付属病院の介入的心臓専門の臨床医として活躍するファイサル・シャリフ氏によって成功裏に収めた。 

 

First commercial implantation of the HT Supreme DES at National University of Ireland Galway with members of the Galway University Hospital cath lab team, SINOMED and Synapse team (from left to right): Yoshinobu Onuma, Julie Aimonetti, Prof. Patrick W. Serruys, Eithne Dillion, Alicia Murray, Anna Townsend, Prof. Faisal Sharif, Robbie Dolan, Alain Aimonetti.
First commercial implantation of the HT Supreme DES at National University of Ireland Galway with members of the Galway University Hospital cath lab team, SINOMED and Synapse team (from left to right): Yoshinobu Onuma, Julie Aimonetti, Prof. Patrick W. Serruys, Eithne Dillion, Alicia Murray, Anna Townsend, Prof. Faisal Sharif, Robbie Dolan, Alain Aimonetti.

 

シャリフ教授は次のように述べた。「アイルランド国立大学ゴールウェイ校との提携により、ゴールウェイ大学付属病院でSINOMEDのHT Supremeステントの留置術を行えることを嬉しく思います。初期の評価では、良好なデバイス送達性を示し、新しいステント技術によりステント内の内皮化が速まり、積極的な抗血小板治療の必要性が減る可能性があります。複数の抗血小板治療の必要性を減らすことは、特に、冠動脈ステント治療を必要とする高齢の患者や複数の合併症がみられる場合には、重要な課題となります。」

治癒を目的としたHT Supreme DESは、冠動脈が狭窄または閉塞している患者の治療を行うため承認を得た。本製品は、ステント留置後の患者の創傷治癒プロセスを促進し、本来の血管保護機能を回復させるために開発された製品であり、臨床医に新たな治療方法の選択肢を提供することとなる。

「HT Supremeは、ステント留置後の急速な治癒を促すために特別に設計されたソリューションを提供することで、これまでとは異なるDES技術を象徴しています。本製品の発売は、SINOMEDヨーロッパにとって、事業化フェーズが始まる上で重要な指針となります。さらに、HT Supremeの強固な臨床プログラムへのさらなる投資により、臨床への参加も継続していきます。」と、営業・マーケティング・臨床担当の最高商務責任者アラン・アイモネッティ氏が語った。 

SINOMEDの会長兼最高経営責任者である孫建華博士は次のように述べた。PIONEER IV試験において、CORRIB先端画像診断およびコアラボ研究センターと提携した最初の中国企業となったことを大変光栄に思います。これまでの臨床経験から、HT Supremeは安全で効果的であることが証明されています。今回の新しい研究では、すべての患者の二重抗血小板薬の投与期間を短縮することで、出血のリスクを軽減し、患者への治療の質をさらに向上させる新しい方法を評価しています。」

シャリフ教授は、PIONEER IV試験の4人の治験責任医師の1人である。本試験は、欧州の30の病院で実施される前向き無作為化試験で、急性心筋梗塞、慢性的な不定愁訴、血管狭窄を含め、あらゆるタイプの冠動脈疾患を有する2,540人の患者が登録されている。対象患者は、非侵襲で生理学的に血管選択のプロセスを経て、ステント留置が必要な血管を決定する。試験に登録されたすべての患者は、HT Supreme DESを使用し、ステント留置後1ヶ月間は抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)を受けることが求められる。

PIONEER IV試験は、NUI ゴールウェイ校がスポンサーとなり、同大学CORRIB先端画像診断およびコアラボ研究センターが中心となり実施する研究者主導型の試験である。。同センターは、医学的介入とイノベーション研究所で学長を務めるパトリック・W・サーライス(Patrick W. Serruys)教授と、アイルランド科学財団のインターベンション心臓病学のウィリアム・ウィンズ(William Wijns)教授が率いている。

PIONEER IV試験のさらに詳しい研究については、www.clinicaltrials.gov、(識別子: NCT04923191)を参照。

HT Supreme薬剤溶出ステントについて:

HT Supremeは、早期のタイムリーな治癒の重要性を強調する新しいクラスのステントである。Supreme HTは、特許を取得した設計および独自のプロセスを通して、患者の創傷治癒プロセスを加速し、自然な内皮機能の回復を助けるために作られた。 

SINOMED について

シノメディカルサイエンステクノロジー株式会社(SINOMED)は、介入機器の研究開発、生産、商業流通に携わる世界的な医療機器会社である。冠状動脈、神経血管、構造性心疾患の介入治療において、満たされない臨床ニーズをターゲットとする画期的な技術開発に注力してきた。当社の使命は、より多くの患者に医療イノベーションの恩恵をもたらし、患者の長寿と生活の質を高めることにある。さらに詳しい情報は、www.sinomed.comを参照。

NUIゴールウェイ校について 

1845年に設立された NUIゴールウェイ校は、大学4校、専門学校19校、研究機関5施設を擁するバイリンガル大学である。学生19,070名、留学生3,308名、職員2,200名が在籍し、世界114カ国の3,267の国際機関との共同研究を行っている。110,000人の同窓生を輩出する中、卒業生の98%が6ヶ月以内に就職するか、さらに研究を続けるかを選択している。 

さらに詳しい情報はwww.nuigalway.ieを参照。

問い合わせ先:

SINOMED B.V

シンディ・ジェン

Wilhelminakade 173

3072AP Rotterdam

The Netherlands

電話番号: +31-10-307-6295

メール:cindy.zheng@sinomed-eu.com

 

 

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1595061/sinomed_image.jpg?p=medium600 

ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/1333950/SINOMED_Logo.jpg?p=medium600

 

ソース: SINOMED