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英国立医療技術評価機構(NICE)がメドテック・イノベーション・ブリーフィングに前立腺がんの非侵襲的精密診断検査「Trublood(R)- Prostate」を掲載

Datar Cancer Genetics
2021-07-15 10:53 1197

- 専門家が「ゲームチェンジャー」と表現

ロンドン

2021年7月15日

/PRNewswire/ -- インドのナシクに研究本部を置く世界有数のがんの非侵襲的分析・診断企業Datar Cancer Geneticsは、国際的に認められている英国立医療技術評価機構(NICE)のメドテック・イノベーション・ブリーフィング(MIB)に、患者に不要な侵襲的生検を回避させる正確なトリアージに使用する、同社のCEマーク取得済み検査「Trublood(R)- Prostate」が掲載されたと発表した。

Trublood® is an non-invasive liquid biopsy for diagnosis of prostate cancer
Trublood® is an non-invasive liquid biopsy for diagnosis of prostate cancer

MIBは、革新的技術の採用を検討している英国民保健サービス(NHS)の病院および臨床委託グループ・支払者に「NICEアドバイス」シリーズとして公開されている。NICEブリーフィングのポイントは以下の通り。

- Trublood(R)- Prostateが免疫細胞化学(ICC)プロファイリングを使用して、患者の血液から分離された前立腺腺がんに特異的な血中循環腫瘍細胞(CTC)を見分ける点に革新性がある。

- ケアの過程の中では、前立腺がんが疑われる症状のある患者が従来の侵襲的前立腺生検を受ける前のトリアージ、あるいは一次、二次、三次環境では前立腺生検には適さない前立腺がんが疑われる症状のある患者の診断に使用することを想定。

- Trublood(R)- Prostateは、血液サンプルから分離された血中循環腫瘍関連細胞群(C-ETAC)およびCTCベースの初のインビトロ診断検査。

- Trublood(R)- Prostateは、前立腺がん検出の革新的かつ低侵襲の診断検査になる可能性がある。

- 全ての専門家が、Trublood(R)- Prostateが標準的治療法に加えて使用される可能性があることに同意した。

- 専門家らは、血液検査で生検を受ける必要の有無の判断や、生検なしでの診断が可能になれば、現在の前立腺がん治療のゲームチェンジャーになるとも語った。

- ある専門家は、革新的なのはCTC濃縮技術で、8日間で結果が出る点も使い勝手が良いと語った。

- ある専門家は、将来、この診断検査とPSA検査の併用を前立腺がんの精密スクリーニングツールとして使用できる可能性があると付け加えた。

- ある専門家は、Trublood(R)- Prostateは、血清PSA値が中間範囲(つまり4-10)の人々の診断精度を高める可能性があると語った。

Trublood(R)- Prostateは、前立腺がんのリスクが高い人々の診断トリアージのための非侵襲的な血液ベースの液体生検である。同生検は、前立腺がん患者の血液中に遍在し、健康な個人または良性の前立腺症状の患者からは検出されない、前立腺特異的な血中循環腫瘍関連細胞群(C-ETAC)を検出する。前立腺腺がんの検出精度は99.50%、感度は100%、特異度は99.33%である。検査は、2021年8月から約810ユーロで利用可能。

世界中で毎年440万件を超える前立腺生検が実施されている。このうち前立腺がん症例の約75%は、良性の前立腺症状をがんと混同したのが原因で、もともと検査は不要だったと判断されている。従って、全前立腺生検のうち約330万件は回避可能である。前立腺生検は手技上のリスクがないわけではなく、生検をせずに正確な診断が下せれば患者も楽だ。生検の数が減れば、がんの治療費やインフラ負担が大幅に減少、待ち時間は短縮され、照会数も減る。

チェルムスフォード(英国)にあるブルームフィールド病院の腫瘍内科医、Tim Crook博士は「Trublood(R)- Prostateは、組織生検に伴うリスクや疾患なしに、これまでにない感度と特異性を提供してくれる革新的な非侵襲的前立腺がん検査だ。Trublood(R)- Prostateの有用性は、CETACベースの技術が他の複数の種類のがんを早期発見し、がんの診断とスクリーニングに影響を与える可能性があることを明確に示している」と語った。

Datar Cancer Geneticsのエグゼクティブ・ディレクター、Vineet Datta博士は「Trublood(R)- Prostateの使用がNICE MIBに取り上げられたのは非常にうれしい。NICEは革新的医療技術の評価の世界的権威とされており、臨床的転帰、経済的転帰の両方について厳格な評価プロセスを採用している。Trublood(R)- Prostateが、前立腺がんが疑われる患者のより優れた管理のためのイノベーションと認められたことを非常に誇りに思う。このブリーフィングは、英国をはじめとする世界中の医療機関の意思決定者が、症状のある人のより効率的な管理のためにTrublood(R)の採用を検討する際に役立つだろう。当社は、絶対的品質基準を満たす、生検が困難ながんの非侵襲的診断技術のイノベーションの推進に引き続き全力で取り組んでいく」と語った。

▽Datar Cancer Geneticsについて

Datar Cancer Geneticsは、より優れたがんの診断、治療決定、および管理のための非侵襲的技術を専門とする有数のがん研究企業である。Datar Cancer Geneticsには、米国病理学会(CAP)、CLIA、ISO15189、ISO9001、ISO27001認定の最先端の施設がある。同社は英国、ドイツ、インドで事業を展開している。

▽問い合わせ先
Dr Vineet Datta
drvineetdatta@datarpgx.com

ウェブサイト:datarpgx.com(https://datarpgx.com/ )

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ソース: Datar Cancer Genetics