【上海2013年5月30日PRN=共同JBN】世界的太陽光発電製造大手のJinkoSolar Holding Co., Ltd.(晶科能源有限公司)(NYSE: JKS)は30日、同社の太陽光発電PVモジュールがTUV Nordの埃(ほこり)・砂認証テストに合格したと発表した。TUV Nordによる今回の認証はJinkoSolarのモジュールが、雨が少なく継続的に砂嵐に見舞われるため、効率が悪くなりがちな砂漠地帯でも設置可能であることを示している。
TUV Nordの埃・砂認証テストは、激しい砂漠の砂嵐で風化が進行する条件を再現して実施された。この耐久性テストは、太陽光パネルが実際の自然条件の中で使用期間を通じて信頼性と寿命の長さを決定づけるのに重要である。JinkoSolarの陳康平・最高経営責任者(CEO)は「砂漠地帯での太陽光発電設備の顕著な増加により、激しい砂嵐の影響に耐え、モジュールの表面に砂がたまるのを防ぐようなソーラーモジュールを開発する必要性が高まっている。われわれは、容赦のないテストプロセスを通過したこと、現実世界でも通用する能力を示すことができたことを誇りに思っている」と述べた。
また同社のアルトゥロ・エレーロ最高営業責任者(CMO)は「われわれの顧客、特に太陽光発電市場が成長していてJinkoSolarの活動が活発な地域、例えば中国北西部、アフリカ、インド、南米、中東地域などの顧客にとって、TUV Nordの認証は当社のソーラーモジュールが耐久性に優れ、それぞれの地域の厳しい砂漠環境にふさわしい製品であることを保証するものだ」と述べた。
▽JinkoSolarについて
JinkoSolarは大手太陽光発電製品メーカーで、中国・江西省、淅江省で生産活動を行い、中国・上海、ドイツ・ミュンヘン、イタリア・ボローニャ、フランス・モンペリエ、スイス・ツーク、米国・サンフランシスコ、オーストラリア・クイーンズランド、カナダ・オンタリオ、シンガポール、東京、南アフリカ・ケープタウンに販売およびマーケティング・オフィスを置いている。
JinkoSolarは垂直統合型の太陽光発電製品バリューチェーンを構築し、2012年12月31日時点で、シリコンウエハー、太陽光発電用セル、太陽光発電モジュールのいずれにおいても、総年間発電量は約1.2ギガワットである。 JinkoSolarは太陽光発電関連製品を世界市場における多様な顧客向け拠点に出荷しており、それらにはドイツ、イタリア、ベルギー、スペイン、米国、フランス、東欧、中国、インド、日本、南アフリカなどの国・地域が含まれる。
ソース: Jinko Solar Holding Co., Ltd.