台北(台湾)
2021年7月2日
/PRNewswire/ -- 業界をリードするデジタルネットワークのインテグレーターであるSTL(https://stl.tech/ )(NSE:STLTECH)は1日、Chunghwa Telecomのオープンブロードバンド・アクセスネットワークを使用して、プログラム可能なFTTx(pFTTx)ソフトウエアソリューションの概念実証(PoC)を無事に完了したと発表した。PoCコラボレーションは、STLの完全に仮想化されたOLTソフトウエアスタックにより、Chunghwaがギガビットパッシブ光ネットワーク(GPON)をXGS-PON(10 Gig Symmetric PON)にアップグレードする方法を実証した。XGS-POは、最大10Gbpsのシンメトリックブロードバンド速度のファイバーアクセス技術だ。これにより、pFTTx(https://www.stl.tech/fttx-access-network-solutions/ )が、ラストマイル固定アクセス向けの完全にクラウドネーティブで、細分化されたオープンネットワーキング準拠のソリューションとして確立された。
Chunghwa Telecomは、台湾最大の統合通信サービスプロバイダーだ。同社はFTTxの進化を目指しており、仮想化され、細分化されたオープンアクセス技術であるSTLのpFTTxを採用している。この仮想OLT(光回線終端装置)ソフトウエアスタックにより、ChunghwaはFTTxネットワークをクラウドネーティブ・ネットワークアーキテクチャーに変換できる。pFTTxは、ホワイトボックスパートナーハードウエアを活用して、機能豊富なソリューションを提供する。この試験によって一層、Chunghwaの商用ネットワークとのコネクティビティーが確立され、BNG(ブロードバンド・ネットワーク・ゲートウェー)統合やライブIPTVサーバー統合などのユースケースが実証された。
STLのオープンソースシステムにより、Chunghwa Telecomは、単一ベンダー・ロックインに制約されることなく、さまざまなプロバイダーのデバイスとソフトウエアを使用できる。成功した概念実証(PoC)とライブネットワーク統合により、固定アクセス用のモノリシックな独自ソリューションの代替として、STLのオープンネットワーキング準拠のアプローチが強固に構築された。STLのpFTTxソフトウエアスタックは、ネットワークのコアでプログラマビリティーを可能にし、ホワイトボックスハードウエアをソフトウエアから切り離すことで、エッジネットワークに柔軟性、コスト効率、卓越したサービスをもたらす。
STLのアクセスソリューションを担当するChris Rice最高経営責任者(CEO)は「有線ドメインと無線ドメインの両方での仮想化、細分化、オープン性により、今後数年間でネットワークランドスケープが形成されるだろう。STLの仮想化OLTソフトウエアスタック(pFTTx)をChunghwa Telecomのブロードバンドアクセスネットワークに成功裏に統合したと発表することをうれしく思う。この成功した概念実証は、オープンで細分化された有線アクセスネットワークの構築と拡張に大いに役立つ。これは、5Gのユースケースを数百万の顧客に提供する上で重要だ」と述べた。
Chunghwa Telecom LaboratoriesのプレジデントであるLin博士は「堅ろうなエコシステムを構築するための技術的能力を活用しながら、開発、生産、マーケティングの可能性を効果的に統合することは、挑戦であるだけでなく、Chunghwa Telecomにとってのチャンスでもある。ChunghwaTelecom Laboratoriesは、オープンネットワーキング標準を採用しており、ネットワークインフラストラクチャーとクラウドアーキテクチャーの利点を探求する上で、当社はソフトウエアとハードウエアパートナーとのコラボレーションを続けていく」と述べた。
▽STL(Sterlite Technologies Ltd)について
STLは業界をリードするデータネットワークのインテグレーターである。
同社の完全に5G対応のデジタルネットワークソリューションは、電話会社、クラウド企業、市民ネットワーク、大企業が顧客に強化された体験を提供するのを支援している。 STLは、有線から無線、設計から展開、コネクティビティーからコンピューティングに至るまで、統合された5G対応のエンドツーエンドソリューションを提供している。同社のコア機能は、光インターコネクト、仮想化アクセスソリューション、ネットワークソフトウエア、システム統合にある。
同社は技術を活用して、日常生活を変革する次世代のコネクテッドな体験のある世界を創出することを確信している。569のグローバル特許ポートフォリオの実績を持つ同社は、センター・オブ・エクセレンスで次世代ネットワークアプリケーションの基礎研究を行っている。STLは、インド、イタリア、中国、ブラジルに次世代の光プリフォーム、ファイバー、ケーブル、相互接続サブシステムの製造施設を持ち、さらにインドに2つのソフトウエア開発センター、英国にデータセンター設計施設があり、世界的な存在感を示している。
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