【北京2013年5月21日PRN=共同JBN】中国国際航空(エアチャイナ)は、国際都市から北京経由で中国国内の各都市への預託運送サービスをさらに利用しやすくする。5月21日(北京時間)から、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ミュンヘン、フランクフルト、ローマ、ミラノ、ストックホルム、バンクーバー、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ジュネーブの各空港から北京国際空港経由で中国国内の他の都市に乗り継ぐエアチャイナの乗客は、出発の空港で手荷物のチェックインをするだけで目的地まで行ける。ヒューストンも路線が開かれ次第、預託運送サービス開始のリストに載っており、これを含めこのサービスの対象都市は14になる。
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2012年9月15日に始まった北京国際空港を経由するエアチャイナ利用客向け預託運送サービスは、乗客の面倒を大幅に軽減した。それまで乗客はいったん手荷物を引き取り、乗り継ぎ空港で最終目的地向けに再度自分の手荷物のチェックインが必要だった。しかし預託運送サービスの導入によって、北京国際空港に到着する乗客は手荷物を心配することなく、乗り継ぎのため通常の入管手続きをするだけよくなった。
エアチャイナの預託運送サービスが利用できる国際都市は、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スウェーデン、米国、カナダにある。欧州と北米はエアチャイナにとって最も重要な海外市場であり、エアチャイナは今年これら2地域に注力する。エアチャイナは今年、3つの新路線(北京-ジュネーブ、成都-フランクフルト、北京-ヒューストン)開設とニューヨークでの操業のアップグレードを行って基盤を強化する。預託運送サービスと新路線開設によって、エアチャイナは新たな競争力を手にすることになる。
戦略の面でエアチャイナは国際的成長を求めており、国際分野で競争可能な能力を備えた大型ネットワークの航空会社にするとの目標を持っている。北京国際空港に預託運送サービスを導入したのは、北京をエアチャイナのハブ空港として確立する努力の節目である。エアチャイナは、乗客に快適な旅行体験を提供することにコミットしている。同社は乗客の利便のため、今後も預託運送サービスが利用できる都市の数が増えるよう希望している。
ソース:Air China