【無錫(中国)2021年6月21日PR Newswire】中国の大手PVモジュールメーカーであるSunport PowerはSNEC Expoで、MWT技術を搭載した新製品3機種を発表した。高効率で低電圧のC10パネル、HJTおよびMWT技術を搭載したC10-Proパネル、MWT両面パネルのMシリーズだ。
▽トリプル並列接続のC10は、設置コストが低くより高い効率とより低い電圧を実現
このモジュールは、Sunport Power独自のMWT技術をベースにしている。導電性フォイルのバックシートを使用すると、パネル上のセルを個数、距離、方向を問わず接続できる。 Sunport Powerは、ハーフカットM6(166ミリ)ウエハーをサポートする特別なトリプル並列接続設計を実現し、パネルの動作電圧を大幅に低減する。C10パネルの最大出力は660ワットに達し、変換効率は最大21.5%であり、C10は最高の出力を備えた市場最高の166モジュールである。
Sunport PowerのバイスプレジデントであるLu Zhonglin博士は、C10パネルの最適化された電気パラメータ設計が電圧と電流のバランスを取り、公共施設PVプラントに適しており、超高出力と信頼性によってBOSコストを下げて投資利益率(ROI)を向上させる、と説明した。
▽MWTとHJTを組み合わせたC10-Proパネル
Sunport Powerは、従来のC10パネルを改良し、MWT技術とHJT技術を組み合わせた最も重要なPVパネル製品C10-Proパネルを発売し、PVパネル性能の新たな高みに到達した。
Lu博士は「バックコンタクトMWT技術のプラットフォームの利点とHJT構造を継承した新しいC-Proパネルは、22.8%という画期的な変換効率を達成している。また、パネルの総出力は700ワットに達し得る。 MWTの低温ひずみのないカプセル化技術により、HJTセルのカプセル化の難しさを完全に解決し、120ìmの厚さでも超薄型ウエハーの要件に完全に適用し、カプセル化効率と製品歩留まりが維持される。このパネルは、温度係数が低いため発電を改善し、ユーザーのBOSとLCOEを低減させる」と述べた。
▽両面デュオグラスMシリーズはMWTと両面技術の完璧な結合
Mシリーズは、バックコンタクトと両面技術の完璧な統合を実現する。
Lu博士は「バックコンタクトMWT技術をベースとしたMシリーズパネルは、背面にフルバック溶接とフラット相互接続技術を使用し、従来のリボン接続のようにセル間の隙間のストリップを曲げることによって引き起こされるひずみを排除し、信頼性を高め、劣化を低減する。166ミリの72枚のタイプモジュールは、21.1%の変換率と、70%の非常に高い両面率とともに、最大460Wのフロントパワーを提供する。地面の反射率が高い地形に非常に適しており、より多く発電できるようにする。さらに、Mシリーズ両面モジュールは、より大きなウエハーやHJTなどのより多くの技術を適用する大きな潜在性があり、より多くの利益をユーザーにもたらす」と述べた。
Sunport Powerの創設者兼最高経営責任者(CEO)であるFengming Zhang博士は「これらの新製品のリリースは、技術革新における当社の強みと決意を示しただけでなく、高効率のバックコンタクトMWT技術の可能性も示した。将来的には、Sunport PowerはMWT技術のプラットフォームに立脚し、革新的な技術の分野でより多くの研究開発に専念し、より最適化された製品を世界にもたらす」と述べた。
▽Sunport Powerについて
Jiangsu Sunport Power Corp., Ltd.は2012年に中国で設立された。高度なMWT(メタル・ラップ・スルー)バックコンタクト技術をベースにしたソーラーセルおよびモジュールの研究開発と製造に専念しており、高効率のPVセルとモジュールの製造に取り組み、顧客に専門的な製品、サービス、ソリューションを提供している。
ウェブサイト:https://www.sunportpower.com/
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/14570915/admin/
ソース:Sunport Power