【サンノゼ(米カリフォルニア州)2021年4月7日PR Newswire=共同通信JBN】
*次世代5Gモバイルネットワーク向けに、電力とコストを最適化した「インテリジェント無線ユニット」が可能に
最先端のRFおよび混合信号システムオンチップのマルチ世代のイノベーターであるSiTuneは7日、Open Radio Access Network(O-RAN)Allianceに参加したと発表した。O-RAN Allianceは、モバイルサービスプロバイダーとテクノロジーサプライヤーのグローバルコミュニティーであり、ネットワーク機器のマルチベンダー間の相互運用性を向上させるために、オープン性、仮想化、インテリジェンスを高めるためにRANの再構築を推進している。
このグループは、将来の無線アクセスネットワークが「仮想化されたネットワーク要素、ホワイトボックスハードウエア、O-RANのインテリジェンスとオープン性のコア原則を完全に取り入れた標準インターフェースの基盤の上に構築される」ことを提唱している。O-RAN Allianceの目的は、ネットワークオペレーターと民間企業が最高級のコンポーネントを個別に選択し、最高レベルのパフォーマンスと最低コストのネットワーク機器を利用できるようにすることだ。
オープンネットワークの展開を可能にするには、コスト、消費電力、柔軟性、パフォーマンスの観点から無線ユニット(RU)の最適化が不可欠だ。SiTuneが最近発表したトランシーバーチップセットであるIceWings(TM)とSnowWings(TM)は、エネルギーとコスト効率の高い5Gソリューションを実現する上で革新的なメリットを提供するスケーラブルなソリューションだ。SiTuneが特許を有する革新的なハードウエアインテリジェント回路であるHIC(TM)テクノロジーに基づくこれらのトランシーバーは、RANアーキテクチャーを簡素化しながらRUの開発を加速する態勢を整えている。
O-RANのセールス・事業開発担当副社長のRaghu Rao氏は「SiTuneはO-RAN Allianceエコシステムに、無線ユニットの重要なコンポーネントである独自のマルチスタンダードと超広帯域トランシーバーチップセットをもたらす。デジタルRFテクノロジーに基づくSnowWings(TM)とアナログRFテクノロジーに基づくIceWings(TM)は、SiTuneのマルチ世代で使用および完成されてきたHIC(TM)によって強化された独自の特許取得済みの超広帯域テクノロジーに由来する。これらの製品は、シングルダイですべての5G/4Gモバイルバンドをサポートし、最大80%のエネルギー節約と、かなりのコスト効率と柔軟性を提供する」と述べた。
SiTuneは現在、バリューチェーン全体で複数の業界リーダーと緊密に連携して、クラス最高の5G RUソリューションを提供している。
▽SiTune Corporationについて
SiTune Corporationは、SiTuneが特許を有する革新的なハードウエアインテリジェント回路であるHIC(TM)テクノロジーに基づく、5Gワイヤレストランシーバーおよびブロードキャストレシーバー用の最先端のRFおよび混合信号システムオンチップのマルチ世代のイノベーターだ。SiTuneは現在、高度なマルチチャンネルTV用のチューナー、セットトップボックス、ケーブルヘッドエンド用のスペクトル監視、モバイルTV用のチューナーなどの製品を出荷している。詳細な情報は、www.situne-ic.com を参照。
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