【ロンドン2021年4月6日PR Newswire=共同通信JBN】AltaaqaとAFC Energyはサウジアラビアで開催されるExtreme E Championship(エクストリームE)第1戦を背景に、AFC Energyの水素燃料電池技術を利用して中東地域の発電事業の排出ゼロ(ゼロエミッション)転換を支援する両社の幅広い経験を一体化する基本合意(MoU)を結んだ。
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AltaaqaはZahid Groupの企業で、サウジアラビア王国と世界での電力と水利の一括請負ソリューションで20年の経験がある。世界最大級の総発電力2ギガワットのレンタル用ジーゼル発電機器群を保有、運用しており、石油・天然ガス、電力、鉱業、軍、製造、データセンター、建設、行政サービス各業界に一時的なオフグリッド電力ソリューションを提供している。
AFC Energyは英国に本社があり、オングリッドとオフグリッドの利用にクリーン電力を供給するための拡張性のあるアルカリ燃料電池システムを提供している。この技術は、電力ニーズの脱炭素化へのポートフォリオアプローチの一環として、電気自動車の充電器、オフグリッドの分散型電力システムに既に利用されている。
基本合意は、中東地域で多様な業界と用途への確実で安全な「水素から電力」ソリューションの市場リーダーシップを獲得するための長期的提携の基礎を成す。
この合意は、王国の水素経済・エコシステム開発の主導的参加者として、持続可能な燃料への移行をリードするAltaaqaとZahid Groupのコミットメントを強固にする。このコミットメントにより、Zahid Groupは化石燃料依存を軽減する王国のビジョン2030の目標に向けてさらに精力的に取り組む。ムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドルアジズ・サウド皇太子が気候変動対策の世界的な目標達成に大いに貢献するサウジ・グリーンイニシアチブとグリーン中東イニシアチブを発表して間もなく、この合意が実現した。サウジ・グリーンイニシアチブは中東地域の炭素排出量の60%削減を目標とする。
合意の調印式は、スポーツが地球の気候非常事態の強調で果たすことができる有益な役割を目立たせる機会も提供した。合意はサウジアラビアのアルウラで開催されたExtreme Eの開幕X PrixであるDesert X Prixで調印された。Extreme Eは当世代で最も重要な気候問題に注目を集め、世界の脱炭素化の取り組みを加速できる技術を広めるために企画された。
Zahid GroupのMajid T. Zahidエネルギー担当グループプレジデントは以下のようにコメントした:
「本日は、クリーン電力をもたらす業界リーダーのAFC Energyとの新たな提携の始まりである。両社はともにグリーン水素とグリーンアンモニアの生産で世界の主要ハブになる王国の目標実現への重要な関係者になると確信している」
「Zahid Groupは未来に向けた王国の戦略的ビジョンに全面的に協調している」
AFC Energy plcのAdam Bond最高経営責任者(CEO)は以下のように語った:
「AFC EnergyはAltaaqaとの戦略的提携の開始を喜んでいる。同社はサウジアラビア王国とより広い中東でのネットゼロ経済への移行支援を期待する多くの世界の主要工業・エネルギー企業に最適のパートナーである」
「この合意は当社の商品の将来の活用の明確な道筋を示し、市場リーダーとしてのAltaaqaの地位を直接支え、他の中東地域に対する明白な基準点となる」
Extreme EのAlejandro Agag創業者兼CEOは以下のように付け加えた:
「AFC EnergyとAltaagaが当社の初のExtreme E X-Prixのここでこの合意に調印したことを非常に喜んでいる。スポーツとして、Extreme Eは行事運営の持続可能な方法を目立たせる原動力であることを目指しており、AFC Energyの水素燃料電池はそのカギである。この素晴らしい技術がもっと広く世界で利用され、産業にこのような前向きの影響をもたらすことに興奮している」
▽問い合わせ先
AFC Energy plc
FTI Consulting (Financial PR Advisors)
Sara Powell / Ben Brewerton
afcenergy@fticonsulting.com
+44 (0) 203 727 1000
Zahid Energy Group
Alexandra Roger-Machart
Head of Communications
alexandrarm@altaaqa.com
+49 172 397 0957