数十億ドルに上る大規模ネットワークおよびクラウドインフラストラクチャ市場をコアからエッジまで一新する、D1 Capital Partners社主導による投資
ラーナナ(イスラエル)、2021年1月27日 - ネットワーキングソフトウェア企業であるDriveNetsは、本日、シリーズB資金調達ラウンドにおいて2億800万ドルの資金を調達したことを発表しました。これにより、DriveNetsの評価額は10億ドル以上に達しました。同社はこれらの資金を活用し、サービスプロバイダーおよびハイパースケーラ(規模の大きいクラウドベンダ)向けに、よりキャパシティが大きく大規模なネットワークをこれまでよりずっと低コストで構築する斬新なサービスを提供します。DriveNetsのNetwork Cloudは、世界最大のネットワーク企業であるAT&Tのコアルーティングソリューションとしてすでに導入されており、完全に仮想化およびディスアグリゲーション化されたネットワークにおけるその規模や効率性は実証されています。また、クラウドネイティブな方法で簡単に拡張可能な接続性およびインフラストラクチャを求める需要の高まりに対応するため、DriveNetsは新しい分野での事業展開を進めることも可能になります。
この資金調達ラウンドは、新しい投資企業であるD1 Capital Partnersが主導し、これまでも既存の投資企業であるBessemer Venture PartnersやPitangoも大きな追加投資を行いました。また、投資企業Atreides Managementも新たにラウンドに参加しました。
DriveNets Network Cloudは、ネットワークおよびコンピューティングリソースの完全な仮想化を独自の方法でサポートします。これにより、通信サービスプロバイダーやクラウドプロバイダーは、今日の単一ルーターのサービスよりずっと効率的にサービスへの増大する需要に対応することができます。DriveNetsのソフトウェアは標準的なホワイトボックスで実行されるため、物理的なネットワーククラスターにホワイトボックスを追加することにより、簡単にネットワークキャパシティをスケーリングすることができます。この独自のディスアグリゲーション型ネットワークモデルにより、物理的なインフラストラクチャを共有リソースに変え、複数のネットワークやサービスをサポートすることができます。これにより、コストを削減するともにネットワークの収益性を向上させることができます。
DriveNetsのCEO兼共同創業者であるIdo Susan氏は、「DriveNetsがAT&Tに対して実行したのと同様に、ネットワークアーキテクチャをディスアグリゲーション化することにより、DriveNets Network Cloudは世界最先端のネットワークのスケールや経済的意味合いを変化させているのです。当社は、将来待ち受けている大きな機会に沸き立っており、市場における様々な分野の革新を計画しています。当社の目標は、より多くの主要なサービスプロバイダーやクラウドプロバイダーに当社の製品やサービスを活用してもらうことです」と述べています。
D1 Capital Partnersの創業者であるDan Sundheim氏は、「DriveNetsには、革新的なソリューションを開発し、サービスとしてのインフラストラクチャの傑出したベンダーとしての地位を確立してもらいたいと思っています。この業界におけるアーキテクチャを抜本的に変化させるという、DriveNetsの可能性に大きく期待しています」と語りました。
2人の通信会社の企業家、Ido Susan氏とHillel Kobrinsky氏によって2016年に設立されたDriveNetsの目標は、ネットワークの成長を加速し、ネットワーク経済を改善し、ネットワークエッジで新しいサービスを提供することです。DriveNetsは、マーチャントシリコン(汎用品)に基づく標準的なホワイトボックスで実行されるため、これまで閉鎖的だったネットワーキング市場の扉を、より多くの利用者およびサービスへと開放しています。このアプローチにより、ビット当たりのコストが減るとともにネットワークの収益性が向上します。この独自のネットワーク設計により、単一の物理ネットワークエッジの上で、ネットワークエッジにおけるサービス革新の加速化や、遅延に敏感なものも含めた様々なサービストラフィックを実現します。
DriveNetsについて
DriveNetsは、成長著しいソフトウェア企業で、クラウドなどのネットワークを構築しています。ネットワークを構築する全く新しい方法を通信サービスプロバイダーやクラウドプロバイダーに提供しています。ネットワークの成長をネットワークのコストから切り離し、ネットワークの収益性を向上させます。
2人の通信会社の企業家、Ido Susan氏とHillel Kobrinsky氏によって設立されたDriveNets Network Cloudは、標準的なホワイトボックスで実行されるクラウドネイティブのソフトウェアを使用したオープンなディスアグリゲーション型ネットワーキングソリューションのリーディング企業です。DriveNetsは、2020年のLeading Light賞で「カンパニー・オブ・ザ・イヤー(私企業)」、第21回年間World Communications賞で「ベンダー部門イノベーション賞」を受賞しています。詳細については、www.drivenets.comをご覧ください。
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Silicon Valley Communications
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