【ジャカルタ(インドネシア)2020年12月14日PR Newswire=共同通信JBN】
*同Terminalは、インドネシア初の取引ハブになる準備を整えている
バタム島とシンガポールの間の島にあるプルタミナ(Pertamina)のPulau Sambu Fuel Terminalは、国際低硫黄燃料油(LSFO)カーゴをFreepoint Commodities(Freepoint)から12月に受け取る準備を進めている。両社が昨年調印したプルタミナのPulau Sambu Fuel Terminalの協力利用協定の基本合意に基づき、サンブ島への最初の国際LSFOカーゴは、プルタミナのアセットを最適化し、インドネシアに取引ハブを設置するというプルタミナの取り組みの一環を成している。
プルタミナのPulau Sambu Fuel Terminalは32万KLの貯蔵容量があり、世界で最も繁忙な海運経済の1つに相乗的に参加できる戦略的な位置にある。Freepointは昨年から、Pulau Sambuの燃料油タンクの機能向上・改修でプルタミナの取り組みを支援し、すべての面で国際基準を達成した。タンクの第1陣が今年末までに運用可能な状態で順調に譲渡されたことは両社によるコラボレーションが成功した証しである。Pulau Sambu Fuel Terminalは、FreepointおよびプルタミナのInternational Marketing & Distribution(PIMD)がサポートする取引業務によって2021年に最適なLSFO利用に増強され、環境に優しく、低排出燃料供給を海外および地域の海運業界に提供する。
プルタミナの流通&インフラストラクチャー・ディレクターであるMulyono氏は「Freepointと協力してプルタミナのPulau Sambu Fuel Terminalを利用することは、当社のFuel Terminalがすべての国際基準の履行を実現し、世界のエネルギー市場における当社のフットプリントをさらに拡大するというプルタミナの大目標を強化するための要である」と語った。
FreepointのOuyang Xiuzhangアジア最高経営責任者(CEO)は「われわれは戦略的可能性の初期段階に到達したにすぎない。われわれはプルタミナと協力して、同社の国際LSFO市場への参入を支援する」と語った。
これらのタンクの機能向上は2021年初めまで継続され、シンガポール海峡の海運市場向けの信頼されるLSFO供給地点になることによって、このターミナルは国際取引ネットワークへの完全統合の準備を整える。
▽Freepoint Commoditiesについて
Freepointは実物商品の貿易会社であり、商品関連アセットへの投資企業である。Freepointは、取引先企業向けに調達物流サービスおよび関連する構造化ソリューションも提供している。2011年創設のFreepointは、米コネティカット州スタンフォードを本拠とし、世界10カ所にオフィスを構えている。