【深セン(中国)2020年12月10日PR Newswire=共同通信JBN】総面積1800平方メートルに及ぶAbsen(SZSE:300389)のLEDが上海虹橋国際空港のOXO Cityエリアに設置された。
この野心的なプロジェクトの核心部は空港出口にある700平方メートルの巨大ビデオウオールだ。8つの立方体の中に40のスクリーンが配置され、隣接するショッピング環境へと旅行者と訪問者を歓迎する。このスクリーンすべては鮮明でサイバーパンクを思わせる、同一の3Dビデオコンテンツの表示に使用される。
OXO Cityは東側の虹橋国際空港T2と西側にある鉄道の虹橋駅を結んでいる。虹橋駅は上海地下鉄の2号線、10号線、17号線の乗換駅でもあり、1日の平均乗客数は50万人を超える。
顧客設置チームはプロジェクト獲得後、Absenの新しいKLシリーズの高い照度、均一な色彩、設置の柔軟性は、このような注目を集める設置に理想的と決定した。
AbsenのYing Chenセールスマネジャーは「これほどのサイズのスクリーンには、比類のない平面性を備えたディスプレーが必要だ。このスクリーンが映し出すコンテンツは、とりわけ3Dでは非常に没入的だ。そのため、LEDパネルは完璧で、際立った画像品質を提供できる必要がある」と述べた。
AbsenのKLはフロントとリアの設置と保守の製品で、奥行きは70ミリ、重さはパネルあたり7.8キロである。KLはオールインワンの製品で、PSU(電源ユニット)、ケーブル、受信カード、その他の重要コンポーネントを内蔵しているので、エンドユーザーにとってはパネルの設置と保守が可能な限り簡単になっている。
Chenマネジャーは「乗客数の流れが非常に多いあのような主要部に、この巨大な固定式屋内LEDディスプレーを設営するのは難しい仕事だ。OXO Cityの規制と制限は極めて厳格だ。そのため、プロジェクトはその分、難しくなった。例えば、実際の設置プロセスでは、Absenのエンジニアチームはこのプロジェクトに参加する異なった組織の専門家や技術者と協力して働く必要があり、プロセスの中で数多くの調整を行った」と述べた。
AbsenのTerry Zhu製品ディレクターは「中国や世界の最大級の規模を持つ都市のインフラにおいて、巨大LEDディスプレーはますます重要になっている。この業界に19年間献身してきたAbsenには、こうしたハイエンド・プロジェクトへの豊富な経験と、顧客の要件すべてに応える自信がある」と述べた。