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WeChatミニプログラムを活用、テンセントはWithコロナ時代における日本企業の越境EC事業をサポート

WeChat
2020-11-25 11:46 2143

【東京2020年11月25日PR Newswire】2020年、世界中に広がった新型コロナウイルスにより、日本の小売業界は打撃を受け、とりわけ海外の消費者や旅行者に大きく依存していた小売業者は最も大きな影響を受けた。

WeChatミニプログラムを活用、テンセントはWithコロナ時代における日本企業の越境EC事業をサポート
WeChatミニプログラムを活用、テンセントはWithコロナ時代における日本企業の越境EC事業をサポート

観光市場の停滞と店舗への客足が落ちたことで、小売業界の財務状態は悪化した。こうしたの中、WeChatミニプログラムを活用した越境ECソリューションが大きな関心を集めている。従来実店舗を主軸とした小売大手企業が続々と越境ECに参入し、公式アカウント、ミニプログラム 、ソーシャルネットワーク、ライブコマースといったWeChatエコシステム通じて、インバウンド氷河期の打開策を模索している。

この新しい市場トレンドの中、ツルハドラッグがキープレーヤーの一人として際立っている。

WeChatエコシステムを通してトラフィックを誘導し、ツルハドラッグの越境ECミニプログラムのシェア率が20%を実現

日本最大級のドラッグストアチェーンツルハドラッグは2020年10月、公式WeChatミニプログラム越境ショップを開設し、実店舗と同じく、ミニプログラムショップのユーザーに対して消費税免除の形で、1400以上のSKUを中国人消費者に向けて販売を開始した。

公表されたデータによると、WeChatは中国と全世界で12億以上の月間アクティブユーザーを擁しており、WeChat Payの月間アクティブユーザーは8億を超えている。日本企業の越境ビジネス戦略の一環として、WeChatミニプログラムを利用すれば、12億人のWeChatユーザーが潜在顧客となっている。それに、WeChatのソーシャルメディアとしての特徴を生かし、友人同士またはチャットグループでの情報シェアを促すことができる。そして、公式アカウント、モバイル決済、およびその他のマーケティング機能を通じて、コンバージョン率を向上し、ミニプログラムショップの新規顧客獲得に大きく貢献できる。

ツルハドラッグWeChatミニプログラムでは、ミニプログラムショップ、商品ページ、クーポン、その他の情報をWeChatソーシャルネットワークで素早くシェアすることができ、友人の間の口コミによる人気商品レコメンドと特別オファーを提供することが可能になり、ブランド企業の露出とユーザーコンバージョンを実現。データによると、ツルハドラッグのミニプログラムのシェア率は20%、つまり閲覧した5人のうちの1人がミニプログラムのシェアとレコメンドに積極的に関与していることを意味し、ブランドに新たなトラフィックとビジネスの成長をもたらしている。

ツルハの取締役常務、三浦和之氏が「ツルハドラッグはWeChatを使って12億人の中国人消費者とつながり、公式アカウント、ソーシャルネットワーク、ミニプログラムといったプライベートトラフィックツールを活用し、企業とブランドに対してコアなファンを生み出すことができる。これはツルハが中国全域の消費者に日本の高品質な商品を提供し、ビジネスを成長させる機会を作ってくれることに期待しています」と述べた。

実店舗を中心としたビジネスモデルに比べると、WeChatミニプログラムを使用したオンラインショップは24時間年中無休で、中国人消費者がいつでも、どこでも利用できる「クラウドショッピング」のスタイルを実現した。

「ミニプログラム」、「ソーシャルネットワーク」、「公式アカウント」といったWeChatエコシステムを通じて、ツルハドラッグは「オンラインとオフラインを統合した独自のブランド自主運営モデル」を構築し、ファンを活性化することで持続可能な利用シーンを創出した。公式アカウントはトラフィック獲得と活用の入口となり、ソーシャルネットワークはトラフィックを増加させるツールの役割を果たし。最終的にミニプログラムを利用して取引にコンバージョンすることで、クローズドループなプライベートトラフィックを軸としたビジネスモデルが完成された。

ツルハドラックの越境ECミニプログラムショップがオープン以来、取引の大幅な増加を達成し、オープンセール期間中に2019年の同時期の店頭WeChat Pay売上の約50%に達した。さらに、ツルハドラッグ・ミニプログラムへの一人当たりの平均訪問回数は80回/日に上昇し、ユーザーのこだわりが強くてショッピングニーズも旺盛である。

WeChatミニプログラムは他の越境ECプラットフォームと比較した際に、よりブランド側のプライベートトラフィックの蓄積を強みとしている。これはブランドがデジタルなアセットを残し、持続可能な運営を実現する基礎となっている。それに加え、元々の「1度限りの消費」(オフラインで1度だけ購入して中国に帰国した消費者の場合)に比べ、中国人消費者の再購入を可能にする成長要因とも言える。

ミニプログラムのプロフィールデータによると、ユーザーの70%は女性であり、ツルハドラッグは中国市場での成長に自信を持っている。「WeChatミニプログラムの力をお借りして、我々は実店舗から中国向けのオンラインプラットフォームに転換し、中国人消費者に日本の商品を購入できる新たなチャンネルを提供している。1カ月前にスタートして以来、非常に好調な成長を遂げている。それはまだ始まりにすぎない」

ソース: WeChat