【シンガポール2020年6月9日PR Newswire】ベスタス（Vestas）は国際的なエネルギー生産事業者EDLと提携し、オーストラリア3カ所の同社風力発電所のサービス契約を獲得した。サウスオーストラリア州クーパーペディ、ニューサウスウェールズ州カラーリンレンジ、ビクトリア州ウォンサッギである。世界的なマルチブランド能力を活用して、ベスタスは全体で47MWの3カ所のセンビオン（Senvion）MM82-2.05 MW風車計23基の保守を提供する。
すべての契約は即時発効し、稼働時間の最大化と最適性能の確保を図る長期稼働率保証（AOM）4000を採用している。
ベスタス・アジア・パシフィック（Vestas Asia Pacific）のクライブ・タートン社長は「EDL社とのマルチブランドサービス契約は、ベスタス自社製風車か他社製風車にかかわらず風力発電所の運用期間全体にわたって、ベスタスが持つ市場経験、幅広いサービスソリューション能力、広範囲なサプライチェーンを活用することによりいかにお客様に対し我々の提供できる価値を示す良い機会となった。当社は30種類以上の他社製風車のモデルに対し比類なきサービスに関する専門知識を提供しており、この地域全体のお客様に業界トップであるベスタスの幅広くかつ費用対効果の高いサービスソリューションを頼りにしていただくことは我々の誇りである。」と語った。
EDLのジェームズ・ハーマン最高経営責任者（CEO）は「EDLがクーバーペディ、カラーリンレンジ、ウォンサッギの風力発電所の保守サービス事業者としてベスタスを指名するのは喜ばしい。ベスタス社との着実で生産的な関係を期待している。同社はマルチブランドサービスの経験を備えた業界リーダーで、オーストラリアでの広範囲な地理的プレゼンスにより、当社の風力発電施設に寄り添った形で優秀な人員によるサービスを提供できる。」と述べた。
このサービス受注に際し、ベスタスはMM82-2.05MW、MM92-2.05、3.XM EBC、3.XM NESを含むセンビオンの全主要プラットフォームに保守サービスする既存の専門技術を活用した。
ベスタスは風力業界最大のマルチブランドサービス事業者であり、この新契約でセンビオン風車のサービスポートフォリオはオーストラリアで287MW、アジア太平洋地域全体で300MWになる。EDLとの提携は、最近のベスタスのアジア初のセンビオンのサービス契約獲得や、オーストラリア・ビクトリア州の2カ所のセンビオン施設に続くものである。
ベスタスは現在、世界で8GW以上のベスタス製以外の風車にサービスを提供しており、その高品質な遂行力とパフォーマンスの高さは1万人以上の献身的なサービス要員と69カ国にわたる国際的ネットワークによって支えられている。
クーバーペディ、カラーリンレンジ、ウォンサッギの風力発電所では、年間23,000戸以上のオーストラリアの住宅に電力を供給している。
ベスタスについて
ベスタスは、サステナブルエネルギーソリューションに関するエネルギー業界の国際的パートナーである。当社は世界中の風車の設計、製造、設置、保守を行っており、81カ国に113 GW以上の風車という他社のどこよりも多くの風力発電施設を設置してきた。業界をリードするスマートデータ機能と、比類のない96 GWを超える風車の保守を行っている当社は、これらのデータを使って風力資源を分析、予測、活用し、クラス最高の風力発電ソリューションを提供している。ベスタスの2万5000人以上の従業員は、明るい未来のためのサステナブルエネルギーソリューションをお客様と共に世界に届けている。
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EDLについて
EDLはサステナブルな分散型エネルギーの世界的な生産者であり、オーストラリア、北米、欧州で99の発電所ポートフォリオを所有し、運営している。革新的な再生可能事業からクリーン・リモートエネルギーの専門知識まで、EDLは世界中の多様なお客様にソリューションを提供している。
（日本語リリース：クライアント提供）
