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メルクとベイラー医科大学が共同でCovid-19ワクチン製造プラットフォームを推進

Merck
2020-05-27 21:15 11492

【ダルムシュタット(ドイツ)2020年5月27日PR Newswire=共同通信JBN】

*メルクはベイラーのCovid-19ワクチン候補製造のプロセス開発と改善に注力

大手科学・技術企業のメルク(Merck)と米テキサス州ヒューストンのベイラー医科大学は22日、第1相臨床試験への移行を加速するために設計されたCovid-19ワクチン製造プラットフォームを推進するため、継続中のコラボレーションの拡大を発表した。

 

メルクのウディット・バトラ取締役兼ライフサイエンス事業部門最高経営責任者(CEO)は「ワクチン製造は非常に複雑なため、当社はベイラーのCovid-19ワクチン候補の製造を加速するためのプロセス開発アプローチに協力している。このパンデミックと戦うには非常に短い期間で前例のない量のワクチンを製造する必要があり、成功するためにできるだけ多くのアプローチが必要である」と語った。

安全で効果的なCovid-19ワクチン開発を目指して競争するすべての組織にとって、ワクチンの特性の複雑さと多様性のためその生産は容易ではなく、標準的な製造テンプレートやプロセスは存在しない。住血吸虫病ワクチンに関して現在進行中のコラボレーションからの重要な知識を利用し、メルクはベイラー医科大学およびテキサス子ども病院ワクチン開発センター(Texas Children's Hospital Center for Vaccine Development)の研究者と共に、年内に臨床試験に入る見込みのCoV RBD219-N1ワクチン候補を含む2つのCovid-19ワクチン候補を推進するために生産プロセスを最適化しつつある。メルクは、大規模製造のための持続可能性の加速を支援する。このコラボレーションは、生産効率、歩留まり、堅牢性、拡張性、コストの改善に焦点を当てる。

ベイラー医科大学国立熱帯医学校(National School of Tropical Medicine)学長であり、マリアエレナ・ボタッツィ博士とともにテキサス子ども病院ワクチン開発センターの共同ディレクターを務めるピーター・ホッテズ博士は「メルクとの最初のコラボレーションにより、顧みられない熱帯病用ワクチンのポートフォリオの製造を迅速に検証し、グローバルアクセス用に準備するための重要かつ必須のフレームワークが構築された」と語った。

製品開発活動をリードし、ベイラー医科大学国立熱帯医学校副学長を務めるボタッツィ博士は「われわれのコラボレーションをパンデミックの重要性を持つ病気を含むように拡大することで、Covid-19ワクチン候補の拡張性があり手頃な価格の製造プロセスの開発を加速し、中低所得国でのワクチン生産をサポートするため可能な限り迅速に前進させることができる」と語った。

メルクとベイラーのチームは、2011年から2016年に重症急性呼吸器症候群(SARS)を対象として開発されたCoV RBD219-N1ワクチン候補の製造プラットフォームを改善する。さらに、2番目のCovid-19ワクチン候補の新しい製造プラットフォームを開発し、第1相臨床試験までの時間を短縮する。パートナーシップの目標は、試験的生産とその後の工業生産に適した拡大アプローチにつながる適切な製造プロセスとステップを開発することである。

メルクのプロセス開発科学者とバイオマニュファクチャリングエンジニア、およびテキサス子ども病院ワクチン開発センターの研究者は、2018年に最初にパートナーシップを結び、ワクチンの開発と製造を進め、Covid-19のようなアウトブレークへの対応を強化した。最初の基礎は既存のプロセス開発プラットフォームの作業を通して構築されるため、チームは臨床までの時間を迅速に短縮し、主要な目標を実現することができる。

メルクのすべてのニュースリリースは、電子メールで配信されると同時に、メルクのウェブサイトで入手できる。オンライン登録、選択変更、ないしサービス中止はwww.merckgroup.com/subscribe にアクセスを。

ベイラー医科大学とテキサス子ども病院ワクチン開発センターは、CoV RBD219-N1ワクチン候補の開発における以前の研究に対して、そして最近では2番目のCovid-19ワクチン候補の開発を開始するために、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)から資金供与を受けた。さらに、ベイラー医科大学とテキサス子ども病院ワクチン開発センターは、PATH(公衆衛生向上を目指す非営利団体)との提携を通じて、Covid-19ワクチン候補を前進させ、低中所得国へのアクセスをサポートすることを期待している。

▽メルクについて

メルク(Merck)は、医療、生命科学、高機能素材分野の大手科学・技術企業である。約5万7000人の従業員が、より楽しく持続可能な暮らし方を生み出すことで、何百万もの人々の生活に日々、プラスの変化をもたらすため働いている。遺伝子編集技術の推進や、最も困難な疾患を治療するための独自の方法の発見から、インテリジェントなデバイスの実現まで、メルクはいたるところにある。メルクは2019年、66カ国で162億ユーロの売上高を達成した。

科学的調査と責任ある起業家精神が、メルクの技術的、科学的進歩の鍵となってきた。1668年の創業以来、メルクはこのように繁栄してきた。創業家が今も、この上場企業の株式の過半数を所有している。メルクは、「メルク」の名称とブランドに対する世界的な権利を保有している。唯一の例外は米国とカナダで、同社は医療部門ではEMDセローノ、ライフサイエンス部門ではミリポアシグマ(MilliporeSigma)として、さらにEMDパフォーマンスマテリアルズとして事業を行っている。

Merck and Baylor College of Medicine are collaborating to advance a vaccine manufacturing platform to fight Covid-19.
Merck and Baylor College of Medicine are collaborating to advance a vaccine manufacturing platform to fight Covid-19.

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ソース: Merck