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メルクがJenner InstituteのCovid-19ワクチン製造の最初のマイルストーン到達を支援

Merck
2020-04-14 20:00 3509

【ダルムシュタット(ドイツ)2020年4月14日PR Newswire=共同通信JBN】

*最近開発された製造プラットフォームにより、大規模製造が可能に

*合同チームがプロセス開発時間を1年から2カ月に短縮-Covid-19ワクチン大量生産のための重要ステップ

*「われわれは未来のワクチン製造を現在にもたらした」とメルクのウディット・バトラ取締役兼ライフサイエンス事業部門最高経営責任者(CEO)

科学技術を主導する企業メルク(Merck)とJenner Institute(ジェンナー研究所)(The Jenner Institute )は14日、Jenner InstituteがCovid-19ワクチン候補であるChAdOx1 nCoV-19の大量生産の基盤を構築したと発表した。

Merck is partnering with The Jenner Institute in the institute's efforts to develop a safe and effective vaccine for Covid-19
Merck is partnering with The Jenner Institute in the institute's efforts to develop a safe and effective vaccine for Covid-19

このワクチンの臨床試験に患者が登録しているため、大規模な製造プロセスの迅速な開発は、ワクチンを研究室から患者に迅速かつ安全に届けるための重要なステップである。

メルクのウディット・バトラ取締役兼ライフサイエンス事業部門最高経営責任者(CEO)は「われわれは未来のワクチン製造を現在にもたらした。これは世界中の公衆衛生に影響を与えるCovid-19などの疾病を治療する上で重要なステップである。臨床試験が進歩を続けている中で、この研究はワクチン製造開発過程のマイルストーンである」と語った。

メルクのこれまでの研究を活用することにより、JennerのCovid-19ワクチン候補の製造規模拡大計画に確実で幸先の良いスタートがもたらされた。製造プロセス自体の開発には通常は少なくとも6カ月から1年を要するが、わずか2カ月で、メルクはJennerチームとその協力者を支援し、新しいワクチン候補に使用するための既存の製造プラットフォームを評価し、重要なプロセス段階を改善した。

メルクは過去2年間にわたりJenner Instituteと協力して、優れた製造方法に従い、Jennerのアデノウイルス・プラットフォーム向け使い捨て技術を使用して、迅速でスケーラブルなプラットフォームを開発してきた。最初の作業は狂犬病ワクチン候補用に開発されたが、プラットフォームはその後、将来のワクチン開発・製造の加速を目的としたさまざまなアデノウイルス・コンストラクトで有効性が確認された。この前例のないCovid-19パンデミックのような新たな大流行に直面する際は、スピードは大きな課題である。メルクとJennerは最初に2018年4月、より堅牢でスケーラブルなワクチン製造プロセスを開発するためのパートナーシップを発表した。

Jenner Instituteのワクチン製造拡大プロジェクト責任者であるサンディー・ダグラス博士は「Jenner Instituteのチームは前例のない期間で、以前に作り出されたメルクのプラットフォームに基づき10リットルの製造規模プロセスを開発し、次の規模拡大作業に備えることができた。Jennerとメルクのような業界のコラボレーションは、これらの取り組みが大流行とパンデミックへの対応を加速し、救命ワクチンを迅速に提供して世界中の人々に利益をもたらすという価値を示している」と語った。

▽Jenner Instituteについて

Jenner Institute(ジェンナー研究所)は世界の主要疾病に対する革新的なワクチン開発のため、2005年11月に創設された。Jenner Instituteはヒトと家畜の病気の両方に焦点を当て、異なる種で新しいワクチン・アプローチを並行してテストするという独自のやり方をとっている。主要なテーマは、迅速な初期段階開発と臨床試験における新しいワクチンの評価を含むトランスレーショナル・リサーチ(基礎研究から応用分野におよぶ研究)である。

同研究所は、ヒトワクチンから家畜ワクチンの研究開発にわたる研究グループを率いる30人以上のJenner Investigators(Jenner Investigators )の研究活動で構成されている。Institute Investigatorsは全体として、ワクチン学における最大級の非営利セクター研究開発活動を構成している。

Jenner Institute Investigatorsは、多くの資金提供者の支援を得て、世界中の主要感染症に対する新しいワクチン候補を開発している。マラリア、結核、HIVに対する新たなワクチンは現在、開発途上国で実地テスト中である。口蹄疫、鳥インフルエンザ、牛結核など経済的損失を引き起こす疾病に対する家畜ワクチンの研究も進められている。

Jenner Instituteは、オックスフォード大学(University of Oxford )とPirbright Institute(The Pirbright Institute )のパートナーシップであり、旧Edward Jenner Institute for Vaccine Researchの後身である。同研究所は、英国登録慈善団体であるJenner Vaccine Foundation(Jenner Vaccine Foundation )の支援を受けており、Jenner Institute Scientific Advisory Board(Jenner Institute Scientific Advisory Board )の助言を受けている。

メルクのすべてのニュースリリースは、電子メールで配信されると同時に、メルクのウェブサイトで入手できる。オンライン登録、選択変更、ないしサービス中止はwww.merckgroup.com/subscribe にアクセスを。

▽メルクについて

メルク(Merck)は、医療、ライフサイエンス、高機能素材分野の大手科学・技術企業である。約5万7000人の従業員が、より楽しく持続可能な暮らし方を生み出すことで、何百万もの人々の生活に日々、プラスの変化をもたらすため働いている。遺伝子編集技術の推進や、最も困難な疾患を治療するための独自の方法の発見から、インテリジェントなデバイスの実現まで、メルクはいたるところにある。メルクは2019年、66カ国で162億ユーロの売上高を達成した。

科学的調査と責任ある起業家精神が、メルクの技術的、科学的進歩の鍵となってきた。1668年の創業以来、メルクはこのように繁栄してきた。創業家が今も、この上場企業の株式の過半数を所有している。メルクは、「メルク」の名称とブランドに対する世界的な権利を保有している。唯一の例外は米国とカナダで、同社は医療部門ではEMDセローノ、ライフサイエンス部門ではミリポアシグマ(MilliporeSigma)として、さらにEMDパフォーマンスマテリアルズとして事業を行っている。

Photo - https://mma.prnewswire.com/media/1153996/Vaccine_collaboration.jpg

ソース: Merck