/PRNewswire/ -- ボストン – (2020年3月31日) – 独立系ライセンスアドミニストレーターであるHEVC Advanceは本日、次の通り発表した。
HEVC AdvanceのCEOであるPeter Moller氏は次のような見解を表明している。「東芝がHEVC/H.265標準規格特許をライセンスするためにHEVC Advanceを選択されたことを非常に嬉しく思っています。東芝はテクノロジーと知的財産権(IP)の分野で最も高く評価されている大手企業のひとつであり、長年にわたり様々な最先端のイノベーションを導入することにより業界や市場に貢献してきました。東芝によるサポートを得られたことは、IP障壁を取り除くというわれわれ特許プールの目標に向けて、さらに一歩前進させるものであるとともに、HEVCテクノロジーのもたらす恩恵を、あらゆる消費者と市場参加者にお届けすることを可能としました。
われわれは、今や、合計1万700件以上の特許を有する29社のライセンサーが特許プールプログラムに参加していること、そしてこれらのライセンサーのうち合計で9,000件を超える特許を保有する22社が、それぞれの持つHEVC標準規格特許(下の図を参照)をライセンスする唯一のプールとしてHEVC Advanceを選択してくださったことを非常に誇りに思います。」 Moller氏は続けて次のように述べています。「何よりも、HEVC標準規格特許の最大のライセンサーであるSamsungを含め、以前に複数のHEVC特許プールに参加していた11社のライセンサーが、ライセンスするための唯一の特許プールとしてHEVC Advanceを選択されています。HEVC/H.265特許において圧倒的勢力を獲得するという目標に向けた我々の継続的な取り組みを通じ、われわれは、ライセンサーとライセンシーの両方に最高かつ前例のない価値をご提供することに成功しています。われわれは、当社のプールにまだ加入していない、保有するHEVC標準規格特許に関する選択肢を検討中の特許保有者と協力することにより、さらに大きな価値をご提供したいと考えています。」
HEVC Advanceについて
HEVC Advanceは、必須特許をライセンスするためのHEVC/H.265特許プールの展開、運営および管理を主導するために設立された、独立系ライセンスアドミニストレーター。HEVC Advanceは、HEVC特許技術のための透明かつ効率的なライセンスメカニズムを提供する。HEVC Advanceに関するより詳細な情報は、www.hevcadvance.comをご覧ください。
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