【ジュネーブ2020年1月27日PR Newswire=共同通信JBN】
*2019年末の運用資産は1403億スイスフラン。1年で10.6%(135億スイスフラン)増加
*純資産流入は45億スイスフラン増と好調
*純利益は1億8780万スイスフラン(前年は2億240万スイスフラン)
▽営業と取引のサービスを強化
運用資産は1403憶スイスフランに達し、2018年より10.6%増えた。この増加は好調な市場と管理委託の堅調な成績、さらに主に個人や機関顧客からの多額の純資金流入(45億スイスフラン)が要因だった。2019年のUBPの本業による自律的成長には、中近東や東欧と同様に、われわれのアジア法人が大きく貢献した。ロンドン、ルクセンブルグ、モロッコ、チューリヒ各法人でも、機関および個人顧客の双方の分野で多額の投資が実行された。
収入は微増(0.6%増)の10億7000万スイスフラン。純金利マージンはマイナス金利の影響にもかかわらず横ばい(マイナス0.7%)を維持した。仲介取引は8%増えたが、為替市場の変動不足で外為取引は12%減少した。
営業経費は3.9%増の7億2520万スイスフラン。リソースを(ACPIとCarnegieの関連で)ロンドン法人とルクセンブルグ法人に割り当てたことと、デジタル分野で多額の投資をしたためだった。
純利益は1億8780万スイスフランで、前年の2億240万スイスフランと比べて7.2%減少した。2019年決算にはロンドンの不動産物件売却と、米司法省にSwiss Bank Programの一環で1400万ドルを支払ったことが含まれる。利益に対する経費の比率は67.9%。2018年は65.8%だった。
UBPのギ・ド・ピチョット最高経営責任者(CEO)は「われわれの業界は、マイナス金利や利益率の圧迫、新しい競争相手、デジタルの進歩など大きな試練に直面している。従って、われわれのプライベート市場商品提供の成功で示されたように、個人および機関顧客の急速に変化する要望に対し、われわれのサービスを先んじて刷新し、適応させることが極めて重要である」と語った。
▽強固な基盤
2019年12月31日時点のバランスシートは総額328億スイスフランで引き続き安定している(1年前は326億スイスフラン)。中核的自己資本(ティア1)比率は25.6%で、バーゼルIIIとスイス金融市場監査機構(FINMA)が求める最低基準を大きく上回る。短期流動性カバレッジ比率は316.4%となった。
UBPは自己資本が極めて充実した銀行で、スイスと世界でさらに発展を続ける手段を備えている。
決算全体の参照はここをクリック(https://photos.prnasia.com/prnh/20200123/2700530-1?lang=0 )。
▽Union Bancaire Privee(UBP)について
UBPはスイスの大手プライベートバンクで、最上級の資本基盤を持つ。ティア1比率は25.6%。UBPは個人、機関顧客双方の資産管理を専門とする。ジュネーブに本拠を置き、世界に20カ所以上の拠点がある。1743人の従業員を擁し、運用資産総額は1403億スイスフラン(2019年12月31日時点)。
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