【深セン(中国)2020年1月23日PR Newswire=共同通信JBN】大手ティードリンク・ブランドのNayuki(奈雪の茶)と中国のニュースとデータのウェブサイト36Krは、共同で2019 New-style Tea Beverage Consumption Whitepaper(2019年新スタイル茶飲料消費白書)を発表した。同報告書は、ミルクやクリームチーズ、フルーツ、トッピングと合わせた入れたてのティーベースによって特徴付けられる新しいスタイルのティードリンクの飛躍的成長により、中国における茶市場の規模がコーヒー市場を200%上回ると予測している。
▽若者の間で茶の消費が増加
フュージョンティーの出現は、2015年に中国の茶市場を「新しいスタイルのティードリンク」の時代へと転換させた。2016年以来、猛烈な速さで成長している多数の現代的なティーハウスが前途有望な飲料市場に参入し、若い客を引き付けるため、数々の独創的で健康的な茶関連飲料を発売している。
年長者よりも幅広いフレーバーや材料を消費するのは別として、新しいスタイルの茶の出現は若い世代の目新しいものの追求や新しい付き合い方と合致し、茶を飲むことは徐々に新しいライフスタイルへと発展している。
この白書によると、ブレンドティーと伝統的な茶を合わせた業界規模の茶市場は、2019年末までに4000億人民元(580億米ドル)を上回ると予想され、2000億人民元(290億ドル)に上ると推定されるコーヒー市場の2倍の規模となる。
▽Nayukiが顧客満足度でトップの座を獲得
報告書は、Nayukiが5点中4.54点で顧客満足度第1位にランクされ、その次にHeytea(喜茶)(4.4)とCoco(都可)(4.39)が続いていることを示している。Nayukiは競合たちから抜け出し、そのテイスティーなフレーバーで最高の「顧客囲い込み」を維持している。
Nayukiのデータは、2019年1月から11月までNayukiのSugar-Freeシリーズのコールドブリューおよびピュアーティーが増加し続けていることを示しており、中国の革新的なティーブランドが年長世代によって伝統的に消費される飲み物についての見識を変えていることを示唆している。
▽ポスト90年代の世代と女性が最もレギュラーな消費者
36Krの顧客人口統計に関するデータによると、中国の21歳から30歳までのポスト90年代の世代が新しいスタイルのティートレンドをリードし、女性は全年齢層において中心的な得意客となっており、購入の70%以上を占めている。
新しいスタイルのティードリンクの月間消費は2019年に新記録に達した。統計によると、愛飲者の83%は毎月5-14杯の入れたての茶を購入する傾向があり、顧客の72%は毎月のお茶代に200人民元(29ドル)を費やしている。
▽投資家に新たな可能性
中国では、入れたてのお茶のブームによってビジネスが繁盛し、消費者は健康的でファッショナブルであると認識されている飲料にはお金を惜しまないため、投資家はこの業界に注目している。
2015年12月から2019年2月まで、中国のティーブランドは投資家やベンチャーキャピタリストから何百万人民元にも及ぶ8つのファンドを呼び込んだ。60億人民元(8億7400万ドル)の価値があると評価されているNayukiは、2018年にTianTu CapitalからシリーズAプラスの資金調達で数億人民元を受け取り、同社は初の新しいスタイルのティーユニコーンになった。
▽Nayuki(奈雪)について
大手ティードリンク・ブランドのNayukiは、フルーツをベースとしたチーズティーやソフトユーロの焼き菓子によって、世界中の茶愛好家に新しい味のセンセーションをもたらすことに専念している。中国の主要なロケーションに1200から4000平方フィートに及ぶ約400店を配置して急速に成長するNayukiは、イノベーションによってお茶を飲むライフスタイルを次のレベルに押し上げている。
▽36Krについて
36Krは中国の大手技術メディアおよびスタートアップ起業支援サービスプロバイダーである。世界の技術産業の最新トレンドや中国で最も有望なスタートアップの展開を報じることに焦点を当てている。
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