【シンガポール2019年10月21日PR Newswire=共同通信JBN】
*Orbit GTの自動モバイルマッピングワークフロー(デジタルコンテキスト)とCitilabsの輸送予測シナリオ(デジタル年表)向けCUBEシミュレーション(デジタルコンポーネント)によりモビリティーデジタルツインを推進
The Year in Infrastructure 2019 Conference - インフラの設計、建設、運用を推進するための包括的なソフトウエアとデジタルツインクラウドサービスの大手グローバルプロバイダーであるBentley Systems, Incorporatedは21日、グローバルモビリティーシミュレーション(CUBE)と分析(Streetlytics)ソフトウエアプロバイダーのCitilabsと、3DとモバイルマッピングソフトウエアのグローバルプロバイダーOrbit Geospatial Technologies(Orbit GT)の買収を発表した。新たに獲得した技術は、Bentleyの既存の設計統合およびデジタルシティーサービスと組み合わせることで、エンジニアリングベースのモビリティーデジタルツインを可能にする。ロードモビリティーデジタルツインは、(Orbit GTが円滑化するドローンや車両搭載のモバイルマッピング用の4D測量を含む)都市のデジタルコンテキストと(BentleyのOpenRoadsエンジニアリングアプリケーションを含む)デジタルコンポーネントをCUBEシミュレーションと統合して、提案された道路資産や既存の道路資産の実際の処理能力のモデル化や保証を行う。モビリティーデジタルツインを標準化、有効化するBentleyのクラウドサービスを経由することで、Streetlyticsの交通データが一層、利用しやすくなる。
Bentley Systemsのロバート・マンコフスキー・デジタルシティー担当副社長は「モビリティーは都市のデジタルツインにとって優先すべきチャンスだ。既存の計画やシミュレーションの取り組みは、インフラのエンジニアリングの現実から切り離されていることが多いからだ。道路設計ソフトリーダーとして、当社はエンジニアリングに基づくモビリティーデジタルツインを最初に実現させるべく非常に前向きに取り組んでいる。今回の買収で、交通工学の専門家マイケル・クラーク氏が率いるCUBEの評価と汎用性の高いソフトウエア経由で、Orbit GTの背後にいるチームを率いるピーター・ボン氏とその家族が構想、実現した、道路のリアリティモデリングのための自動モバイルマッピングワークフローと交通シミュレーションを1つにまとめることができる。これは、コミュニティーや地域がモビリティーインフラの耐性を設計、テスト、最適化するのに役立つだろう」と語った。
▽Citilabsについて(About Citilabs )
CitilabのCUBEシミュレーションソフトウエアは、世界をリードする輸送予測技術を提供し、エンジニアやプランナーによる安全、効率的、効果的、環境的に持続可能なモビリティーシステムの設計、最適化を支援している。CitilabのStreetlyticsは、プランナー、エンジニア、インフラ資産管理者がデータに基づき輸送動向に関する決定が行えるよう、米国とカナダ内の人の移動に関するモビリティーデータと分析を提供している。
Citilabsのマイケル・クラーク社長兼CEOは「Bentley Systemsの一員になることを非常に喜んでいる。当社の顧客とパートナーは、マルチモーダル輸送システムの計画、設計、運用を完全に統合する素晴らしい機会を得ることになる。Citilabsの使命は、顧客が当社の製品を通じて位置ベースのデータ、行動モデル、機械学習を活用し、都市、地域、国の中の動きを理解、予測できるようにすることだった。本日の発表によって、明日のモビリティーシステムの設計と運用を改善するのに必要な、現在および予測される交通量に対する理解が間違いなく深まるだろう」と語った。
▽Orbit Geospatial Technologiesについて(About Orbit Geospatial Technologies )
Orbit GTのサービスは、ユーザーが非常に大量の画像、ポイントクラウド、および3D(モバイル、斜め、地上、UAS、屋内)マッピングデータを効率的に管理、処理、共有し、リアリティモデリングとデジタルツインで使用できるようする。Orbit GTのテクノロジーは、Bentleyの既存のデジタルシティー、リアリティーモデリング、ContextCaptureやPointoolsを含むポイントクラウド処理サービスに追加される。
Orbit GTのピーター・ボンCEOは「今日の発表は、当社のチーム、パートナー、顧客に、より一層正確、多用途で管理がしやすい、デジタルツインの組み込み使用に対する現在のニーズに対応した大きな飛躍をもたらすまたとないチャンスを提供してくれた。3Dマッピングパラダイムの前進は常にOrbit GTの活動の中心だった。Bentleyのデジタルシティーサービスに加わることで、われわれはソリューションポートフォリオを共同で拡大し、プラットフォーム間のコラボレーションに前例のない可能性をもたらせるだろう。Bentley Systemsの素晴らしいチームと共に、このような未来づくりの手助けができるのは楽しみだ。われわれが進めている3Dマッピングは事実上、4Dデジタルツインの基礎なのだ!」と語った。
▽Bentley Systemsのデジタルシティーサービスについて
Bentley Systemsは、デジタルシティー向けの4Dインフラエンジニアリングデジタルツイン(digital cities )を通じたBIMやGISの推進に取り組んでいる。エンジニア、地理空間の専門家、およびインフラの所有者・運用者は、リアリティモデリング(ContextCapture Orbit GT)、上水、廃水、雨水システムの計画、設計、運用および洪水耐性(OpenFlows)、エンジニアリング対応の地理空間都市計画および可視化(OpenCities MapおよびOpenCities Planner)、地質工学情報管理(OpenGround)、モビリティーのシミュレーションと分析(LEGIONおよびCUBE)を促進するアプリケーションとデジタルツインクラウドサービスの恩恵を受けている。
2018と2019の両年、マイクロソフトはBentley SystemsをCityNext部門のパートナー・オブ・ザ・イヤーに選んだ。2019年には、ARC Advisory Groupのプラント・インフラ・BIM向けエンジニアリング設計ツールの市場調査で、Bentleyは上水・廃水区分の第1位にランクされた。
▽Bentley Systemsについて
Bentley Systems(ベントレー・システムズ)は、公共事業、ユーティリティー、工業プラント、デジタルシティーなどのインフラの設計、建設、運用のための、エンジニア、建築家、地理空間の専門家、建設業者、および所有者・運用者向けソフトウエアソリューションの大手グローバルプロバイダーである(digital cities )。BentleyのMicroStationベースのオープンモデリングアプリケーション、および同社のオープンシミュレーションアプリケーションは、設計統合を加速し(design integration )、ProjectWiseとSYNCHROサービスはプロジェクトの引き渡しを早め(project delivery )、AssetWiseサービスは資産とネットワークのパフォーマンスを向上させる(asset and network performance )。インフラのエンジニアリング全体を通じて、BentleyのiTwinサービスは、4DデジタルツインのBIMとGISを根本的に進化させている。
Bentley Systemsは3500人以上の社員を雇用、170カ国で7億ドルの年間収益を生み出し、2014年から10億ドル以上を研究、開発、および買収に投資してきた。1984年の設立以来、同社は創業者である5人のベントレー兄弟が株式の過半数を保有し続けている。
Bentley、Bentleyのロゴ、AssetWise、Citilabs、ContextCapture、CUBE、iTwin、iTwin Services、LEGION、MicroStation、OpenCities、OpenCities Map、OpenCities Planner、OpenFlows、OpenGround、OpenRoads、Orbit GT、Pointools、ProjectWise、Streetlytics、SYNCHROは、Bentley Systems, Incorporatedまたはその直接的あるいは間接的な完全所有子会社の登録または未登録の商標、あるいはサービスマークである。その他のブランドや製品名は全て、それぞれの所有者の商標である。
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ソース:Bentley Systems
▽問い合わせ先
Jennifer Maguire
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jennifer.maguire@bentley.com