【北京2019年9月27日PR Newswire=共同通信JBN】中国のデジタル首都として知られる中国東部の浙江省杭州は集積回路(IC)・ハイエンドチップ業界の次の黄金の開発期の機会をつかむ努力を強化している。
杭州市投資促進局の当局者は、杭州の主要なIC企業のほとんどは浜江区に拠点を置いており、市は他の区に散在する企業を統合して全体的開発を行うと説明した。
同当局者は「現在の開発計画によると、杭州市はIC産業を設計から生産まで拡大し、主要分野でのチップ生産を目玉とし、同産業の中核的競争力を構築し、産業クラスターを建設する」と語った。
杭州市はいくつかの文書を発行し、徐々に独自の開発経路を見つけた。2017年に発表された開発計画で杭州市は、2020年までに市内のIC企業の主要事業からの総収入を500億元とする目標を設定した。
杭州市のIC産業の発展のための強固な基盤と、健全な計画・実行のロードマップは、同産業の将来を有望なものにしている。実際、杭州市のIC産業の規模は、特に近年のIC設計分野で拡大している。
杭州市のIC設計産業に関する報告書によると、2018年に市内のIC企業の主要事業からの収入は205億元に達し、IC設計産業の価値総額は127億元と、30%超の成長率で、江蘇省無錫を追い越し中国4位となった。
浙江省のIC設計企業の85%超が杭州市にあり、同産業売上高の95%超を生み出しているため、同省で杭州はIC設計産業の絶対的な核となっている。その上、杭州市はICのパッケージング、材料、機器で顕著な進歩を遂げており、シリコン材料生産はすでに中国首位にある。
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