【ミュンヘン2019年5月20日PR Newswire=共同通信JBN】GCL System Integration Technology Co., Ltd.(GCL System、SZ:002506)のエリック・ルオ会長によると、業界の新たな再編をもたらした国家の新政策が昨年導入されたのを受けて、中国の太陽光発電(PV)業界は、市場志向型の事業運用を採り入れている。
中国の経済計画立案の最高機関である中国国家発展改革委員会(NDRC)は昨年、補助金を受けた新しい太陽光発電所を厳しく管理し、関連する補助金率をさらに引き下げる政策を発表した。
ルオ氏は「近い将来中国での石炭火力発電所といった従来の電力に対する競争力をさらに高めるため、この政策は太陽光発電システムを推進させるだろう。また、2019年には、グリッドパリティ時代が世界的に到来するのを目の当たりにするだろう」と述べた。
国際的なPVモジュール・サプライヤーであるGCL Systemは、最も価値のある製品を顧客に提供し、グリッドパリティの世界に貢献するため、製品性能を向上させるイノベーションに引き続き重点的に取り組んでいる。
GCL Systemは、ドイツのミュンヘンでのIntersolar Europe 2019で、最先端のキャスト・モノ・ウエハーと太陽光パネルを初めて発売した。同社によれば、単結晶セル製造技術と多結晶インゴット・キャスティング技術の組み合わせにより、キャスト・モノ・モジュールの効率は19.4%に達するという。
ルオ氏は、キャスト・モノは非常に人気があり、展示会開催中には訪問者の高い関心を引き付けた、と語った。同社はすでに欧州の顧客から多くの注文を受けており、今年は1ギガワットの売り上げを見込んでいる。
ルオ氏は、同社の海外売上高の割合は2018年の52%から、今年は80%に増加するとの見通しを示した。現在、欧州と米国の市場で需要が増加している。特に、「一帯一路」沿いの地域では需要が大幅に増加しており、年間の成長は40〜50%を示している。
増大する需要に対応するためにGCL Systemは今年、6.5〜7.0ギガワットのモノ・モジュールの生産を計画しており、初めて多結晶製品を上回ることになる。将来的にキャスト・モノの性能を向上させるため、当社はより多くの努力を払うだろう、とルオ氏は加えて述べた。
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ソース:GCL System