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China Brand Development Summitが上海で開催され、ブランド価値評価リストを発表

China Economic Information Service
2019-05-10 15:40 1890

【上海2019年5月10日PR Newswire=共同通信JBN】「May 10 China Brand Day(5月10日中国ブランドの日)」の最初の活動である2019 China Brand Development Summit(2019年中国ブランド開発サミット)が9日、中国東部の上海で開催された。「May 10 China Brand Day」は新華社通信、Economic Daily、中国国際貿易促進委員会(China Council for the Promotion of International Trade)、CCBD、中国鑑定協会(China Appraisal Society)による主催で、中国経済情報社(China Economic Information Service)とその他の機関が共催した。

サミットでは中国の銀行である中国商工銀行(ICBC)のブランド価値が総額2930億元でランキング1位とする中国ブランド価値評価リストが発表された。

このリストは6年連続で発表されている。今年は1293の候補ブランドがブランド評価に参加し、589のブランドがリスト入りしたという。その合計ブランド価値は約7兆4000億元に上る。

評価結果によると、企業ブランド価値のリストでICBCが1位にランクされ、そのブランド価値は約2930億元である。Kweichow Moutaiは地理的表示地域ブランドでトップになり、そのブランド価値は約2880億元だった。製品ブランド価値で最高位になったのはGeely Auto Groupで、ブランド価値は約314億元。技術イノベーションブランドで最高の価値とされたのはDali Foodsで、ブランド価値は約200億元。中国の由緒あるブランドの中で突出したのはTsingtao Breweryで、ブランド価値は約430億元だった。

China Council for Brand Development(中国ブランド開発委員会)のリゥ・ピンジン会長によると、現在、世界の有名ブランドの20%が市場シェアの80%を占め、先進国はブランドエコノミーの時代に入った。中国のブランドは「ゴーイング・グローバル」を加速して高品質な経済発展を促進することが最も重要になった。

サミットで専門家は、世界クラスのブランドを育成する支援には多角的な方法を講じることが必要とも指摘した。

上海の許昆林副市長は、上海は第三者による自発的認定を特徴とするブランド評価の新モデルを構築しており、地元の由緒あるブランドを活性化し、ブランド育成実証プロジェクトを積極的に促進していると指摘した。

それに加え、ブランド価値の強化にメディアも重要な役割を果たした。

新華社は2017年6月、中国企業のブランド開発の促進を支援する目的で「National Brands Project(国家ブランドプロジェクト)」を立ち上げた。

ソース:China Economic Information Service

ソース: China Economic Information Service