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ブリティッシュ・カウンシル、コンピューターで受験するIELTS(CDI)の日本での実施を発表

British Council (IELTS)
2019-03-22 14:23 1712

【東京2019年3月22日PR Newswire】2019年3月27日より、世界最大級の受験者数を誇る英語運用能力試験、IELTS(アイエルツ:International English language testing system)は、コンピューターでも受験ができるようになります。

ブリティッシュ・カウンシルは、1998年に日本で初めてのIELTSを実施して以降、常に受験者やIELTS受入れ団体にとって、IELTSがより価値のあるものになるよう、取り組んでいます。

紙と鉛筆を使って受験するIELTSもこれまでと変わらず実施しますが、コンピューターで受験するIELTSを実施することによって、その受験方法や試験日について、幅広い選択肢の提供を目指しています。東京のブリティッシュ・カウンシルを会場として、実施を開始します。

受験者は、新しい選択肢の導入により、それぞれにとってベストなIELTSの受験方法を選択することができるようになります。また、コンピューターで受験するIELTSは、試験結果の発行が筆記試験日より7日後へと短縮されるため、受験者の手元に届くのが従来のIELTSより早くなります。

試験内容や形式に変更はなく、スピーキングテストについても、今まで同様、IELTS試験官と対面で行うインタビュー形式です。どちらの受験方法を選んだとしても、今までと変わることなく、世界から信頼された英語運用能力試験としてIELTSのスコアを利用していただけます。

IELTSは、世界最大級の受験者数をほこる英語運用能力評価試験で、2018年、受験者者数は、これまでの最高となる年間350万人を突破しました。1989年のテスト開始以来、幅広い研究を積み重ねることで、高等教育機関、政府省庁、医療機関や企業といった様々な分野からの要望に応える、安全で信頼性の高いテストであるという評価を今日、世界的に確立しています。

IELTSテストの結果により、英語の受動的な知識だけでなく、実社会に即した様々な状況で効果的に言語を使う能力や、英語を母国語とする国での毎日の生活、高等教育や就業の際に必要な言語能力も証明することができます。

注記

コンピューターで受験するIELTSについて

コンピューターで受験するIELTSは、2017年12月のオーストラリアで開始されました。
試験の内容や、採点方法、難易度、試験形式や試験に係るセキュリティは、現在行っている紙と鉛筆で実施するIELTSと変わりません。

リスニング、リーディング、ライティングの3技能については、コンピューターで受験します。スピーキングテストについては、これまで通り対面のインタビュー形式で行います。これは、実際に英語を使う場面に即した環境で英語力を測定し、コミュニケーション能力を測る方法として信頼性が高いためです。

IELTS(CDI)の詳細は、こちらからご確認ください。

IELTS(CDI) ― コンピューターで受験するIELTS:
https://www.britishcouncil.jp/exam/ielts/which-test/computer-delivered-ielts

IELTSについて

IELTS(アイエルツ)はInternational English Language Testing Systemの略称で、留学や海外移住に必要な英語力を評価する国際的な英語運用能力試験です。世界でもっとも受験者数が多い試験のひとつで、昨年の受験者数は350万人にのぼりました。約10,000以上の教育機関、国際機関、政府機関が、現実に即した英語のコミュニケーション力を測る信頼性のある指標として、IELTSを採用しています。

IELTSはブリティッシュ・カウンシル、IDP: IELTS Australia、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同で運営しています。日本では、ブリティッシュ・カウンシルと公益財団法人 日本英語検定協会が共同で試験実施を行っています。通常の紙と鉛筆で受験するIELTSは、引き続き日本英語検定協会により実施しています。

IELTSは受験者のリスニング、リーディング、ライティングおよびスピーキングの4つの技能をテストし、全ての技能が1から9のバンドスコアで評価されます。

IELTSには、学業目的の場合と、それ以外の場合のための2種類のテストがあります。アカデミック・モジュールは、英語で授業を行う大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するテストです。専攻や学科に関わらず、全受験者に対応した出題内容となっています。ジェネラル・トレーニング・モジュールは、実用的な日常生活に必要な英語レベルを評価するテストで、職場や社会生活に関わる内容になっています。オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国、アイルランドへの移住目的の方へ適しています。

IELTSの試験結果は申込者に要求する政府や専門職ための機関の例は、以下の通りです:

  • Immigration, Refugees and Citizenship Canada (IRCC)
  • Department of Home Affairs (Australia)
  • UK Visas and Immigration
  • Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools and National Council of State Boards of Nursing, USA
  • International Monetary Fund

ブリティッシュ・カウンシルについて

ブリティッシュ・カウンシルは、文化交流と教育機会を促進する英国の公的な国際文化交流機関です。世界100ヵ国以上で、文化芸術、英語、教育、市民社会の分野で活動しています。2017年度は、7500万人が私たちの活動に参加し、また7億5800万人がオンライン、放送、出版物を通して私たちが提供する情報にアクセスしました。王立憲章によって定められた非営利の公益団体(チャリティ)であり、英国の公的な機関として、1934年に設立されました。私たちは、主要な財源となる寄付の15パーセントを英国政府から受け取っています。www.britishcouncil.org

問い合わせ先: ブリティッシュ・カウンシル試験部
cd.ielts@britishcouncil.or.jp

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: British Council (IELTS)
キーワード: 教育 高等教育