東アジア地区の受賞者4名へ、合計2万ポンドの奨学金を授与
【東京2018年9月20日PR Newswire】2017年9月、ブリティッシュ・カウンシルは、大学進学を目指する特別措置でのIELTS受験者への経済的な支援をするため、IELTS Dream Big Fundを設立しました。今年2018年に国内/海外での高等教育機関へ入学する4名が、香港、日本、シンガポール、台湾から選ばれています。応募要件の一つであるパーソナル・ステートメント(課題エッセイ)をもとに、選考が行われました。
様々な機会の創造を通じて人の交流を促進し、公平で、同時に多様性を認め排他的でない社会を築くことに全力を傾けることは、ブリティッシュ・カウンシルの文化交流機関としてのミッションの核を成すものです。これまでの40年間、東アジア地区では、500名を超える特別なサポートを必要とする方がIELTSを受験し、夢を実現させてきました。シンガポールの受賞者であるZiruは、「IELTS Dream Big Fundは、より開かれた社会を築くというブリティッシュ・カウンシルの活動目標に合致しています。こういった活動で、若い世代の将来の可能性がより広がると思います。」と述べています。
IELTS Dream Big Fundを日本で受賞者した関口 陸さんは、今回の受賞について、以下のように述べています。
「6月13日、ノッティンガム大学への留学に向けて、Dream Big Fundを受賞することができ、大変嬉しく思います。この賞は、自分の個性をもって更に学習を進めていくことを応援してくれました。また、自分の苦手な英語力を向上させるためのモチベーションにもなりました。ノッティンガム大学では、自分の得意分野である数学と物理を使った電気工学を学びます。Dream Big Fundは、自分や家族にとって経済的な負担を軽減するためだけでなく、今後の学習へのモチベーションとしてのサポートにもなりました。この機会を最大に活用し、充実した大学生活を送ってきます。」
スティーブ・アダムス(東アジア地区・試験部ディレクター)は、「高等教育機関への進学を目指す特別なサポートが必要な受験者への経済的な支援を通して、ブリティッシュ・カウンシルは、教育機会と文化交流を目指す英国の公的な国際文化交流機関としてのミッションに忠実であり続けています。このIELTS Dream Big Fundによって、受賞者の夢の実現を応援し、大学進学や留学という人生を変える経験を通して人間的な成長を後押しできるよう願っています。」と述べています。
2017年には、全世界で300万人以上がIELTSを受験しました。ブリティッシュ・カウンシルでは、視覚や、聴覚障碍、発話や文字の記述が困難な場合、脊柱や神経および精神的な疾患による運動機能の低下等により、受験に際してお手伝いが必要な方がIELTSを安全に受験できるよう、個人個人のニーズに合わせた受験環境を用意しています。
IELTS Dream Big Fund: http://dream-big.ieltsasia.org/en/
問い合わせ先:
安田
scholarshipielts@britishcouncil.or.jp
+81-(0)3-3235-8031
注記
International English Language Testing System (IELTS)
IELTS(アイエルツ)は「International English Language Testing System」の略で、世界で最も受験されている英語運用能力テストのひとつです。高等教育への留学や、海外への移住などの目的のために活用され、昨年2017年には、世界中で300万人以上が受験しました。約10,000以上の教育機関、国際機関、政府機関が、現実に即した英語のコミュニケーション力を測る信頼性のある指標として、IELTSを採用しています。IELTSはブリティッシュ・カウンシル、IDP: IELTS Australia、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同で運営しています。日本では、ブリティッシュ・カウンシルと公益財団法人 日本英語検定協会が共同で試験実施を行っています。
ブリティッシュ・カウンシル(British Council)は、教育機会と文化交流を目指す、英国の公的な国際文化交流機関です。100カ国・800テストセンター以上でIELTSテストを実施しています。
IELTSについて
IELTSは受験者のリスニング、リーディング、ライティングおよびスピーキングの4つの技能をテストし、全ての技能が1から9のバンドスコアで評価されます。
IELTSには、2種類のテストがあります。アカデミック・モジュールは、英語で授業を行う大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するテストです。専攻や学科に関わらず、全受験者に対応した出題内容となっています。ジェネラル・トレーニング・モジュールは、実用的な日常生活に必要な英語レベルを評価するテストで、職場や社会生活に関わる内容になっています。オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国、アイルランドへの移住目的の方へ適しています。
ブリティッシュ・カウンシルについて
ブリティッシュ・カウンシル(British Council)は、教育機会と文化交流を目指す、英国の公的な国際文化交流機関で、100カ国・800テストセンター以上でIELTSテストを実施しています。
私たちは、英国では王立憲章(Royal Charter)により法人組織化公益団体(Charity)(非営利組織)として登録され、無所属(特定の省庁の直下に属さない)の公共機関として独立して運営されています。
1934年に設立され、私たちの基金の15%は、英国政府から受領しています。 britishcouncil.org
(日本語リリース:クライアント提供)