【上海2018年10月31日PR Newswire=共同通信JBN】中国と世界の二国間貿易関係を促進するための重要なプラットフォームである第1回中国国際輸入博覧会(China International Import Expo、以下、CIIEないし「博覧会」)は11月5日から10日まで上海の国家会展中心(National Exhibition and Convention Center)で開催される。博覧会は、一連の関連するフォーラムや活動とともに130以上の国・地域から業界有数の企業約200社を含む3000社超の企業を迎え、15万人以上の国内外のバイヤーが参加する予定である。
商務省と上海市人民政府が共催するCIIEは合計27万平方メートルの会場で100以上の新製品、技術、最先端のソリューションを展示する。
CIIEは「New Era, Shared Future(新時代、共通の未来)」というテーマの下で、また中国の「中国製造2025」計画を支援するため、スマートでハイエンドな機器展示エリアを設け、世界有数の技術機器とスマート製造企業に、彼らの高度な技術を紹介し、協力取り決めを勧誘するプラットフォームを提供する。
博覧会は、世界最大級の機器消費市場であり、世界全体の生産の20%を占めるグローバルな製造大国としての中国の地位を示す。
人工知能、産業自動化・ロボティクス、デジタルファクトリー、インターネット・オブ・シングズ、材料加工・成型装置、産業部品、情報・通信技術機器、省エネルギー・環境保護機器、新エネルギー電力機器、航空宇宙技術機器、送電・制御技術機器、3D印刷など様々な分野の出展者が参加する。また、多くの製品が博覧会で世界デビューする。
6万平方メートルの面積をカバーするスマートでハイエンドな機器展示エリアは、主要企業60社超の出展者を主に欧州、米国、日本から迎える。出展者には、業界での売上高上位10社の工作機械メーカーのうち8社、切削工具売上高の上位5社のうち4社が含まれている。中国、アジア、または世界中で初めて10台以上の工作機械が展示される。China International Import Export Bureauの統計によると、スマートでハイエンドな機器展示会はバイヤーから広範な注目を集めている。
世界有数のハイテク企業も博覧会で新製品をリリースする予定である。例えば、フィリップスは、可視光通信技術を搭載した新製品を発表する予定。この技術は、毎秒30メガビットの高速ブロードバンド接続を実現することができる。これは、ビデオ通話中に同時に2本の映画を視聴することに相当する。現在、この技術は、Wi-Fiを導入できない場所で使用されている。
スイスのGFは精密部品を製造するための高精度5軸マシニングセンター、ミクロン加工技術によるフェムト秒レーザーライトなど、6つの革新的機器を展示する。
博覧会はまた、経済・貿易フォーラム、ビジネスマッチメイキング・ミーティング、業界セミナー、新技術・製品の発表など、出展者とバイヤーのための一連の関連活動を組織する。
▽中国国際輸入博覧会について
中国国際輸入博覧会局と国家会展中心(上海)が運営する中国国際輸入博覧会(China International Import Expo、CIIE)は、中華人民共和国商務省と上海市人民政府が共催している。この種の展示会としては初めて、世界貿易機関(WTO)、国連貿易開発会議(UNCTAD)、国連工業開発機関(UNIDO)など国際機関の後援を受けている。
写真 -- https://photos.prnasia.com/prnh/20181030/2283497-1
ソース:China International Import Expo