omniture

超高層ビルが単独で発電するための革新的BIPV製品をHanergyが発表

Hanergy
2018-10-02 15:19 3183

【北京2018年10月2日PR Newswire=共同通信JBN】

*同社の新しいBIPV(建物一体型太陽光発電)製品は、未来の環境保護ビルの基準を設定

世界最大の薄膜パワーソリューション企業であるHanergy Thin Film Power Group(漢能薄膜発電集団、00566.hk)は9月29日、世界初の一体型太陽光発電壁ソリューションである革新的なBIPV製品HanWallを、北京、サンパウロ、東京、ロサンゼルス、アムステルダム、ドバイ、香港の海外7カ所で開催された発表イベントで世界的に紹介した。

Paul Haslam, international facade architecture expert and UK CEO of Permasteelisa, believes BIPV is an integral part of the future of architecture.
Paul Haslam, international facade architecture expert and UK CEO of Permasteelisa, believes BIPV is an integral part of the future of architecture.

HanWallは、Hanergyが開発した最新の建物一体型PVセグメントで、屋上の太陽電池パネルの単純な設置のはるか上を行き、発電能力をビルの建材の不可欠な部分にするものである。

北京のあるビルの南側正面外壁に組み込まれている1000平方メートルのHanWallは全てCIGS太陽電池技術が搭載されており、1日当たり326kWの電力を生み出すことができる。今日までに、HanWallに関して700以上の特許出願が提出されている。中国強制認証を含む複数の品質認証は、中国とその他の6カ国・地域の当局から既に発行されているか、承認を受けるプロセスの途中にある。

Hanergyは世界的な発表イベントでHanWallの多くのメリットを強調し、同社の潜在的顧客に対し、HanWallの発電能力は不変であり、25年間、85%以上の出力を保証すると断言した。この次世代BIPVモジュール・ソリューションの発表で、Hanergyは将来の環境保護ビルの基準を設定し、BIPVセグメントに求められる水準を引き上げた。

世界的な発表イベントで、Hanergyは新たな取り組みである「100 New Eco Landmarks」もスタートさせた。この取り組みの一環として、Hanergyは米国グリーンビルディング協会(USGBC)と協力し、エコビルディングのコンセプトを共同で推進していく。

さらにHanergyは、有名な建築家、KOL(インフルエンサー)、LEED(環境性能評価システム)コンサルタントと協力して「LEEDグリーンビルディング・再生可能エネルギー委員会」を設立し、LEED認証を取得しているか、申請中の建物を特定し、HanWallのようなBIPV製品を使用するメリットを提示し、選ばれたビルに無料または割引価格でHanWallソリューションを提供する。

この革新的な取り組みを通じ、Hanergyはクリーンエネルギーの使用を最大限にしようと考えており、建物自体を再生可能エネルギーの大使にし、結果的にグリーンビルディングでの再生可能エネルギーの使用を世界的に実践するプロセスを加速させることを目指している。

Hanergy Solar Design Instituteのチーフデザイナーであるリュー・チャン氏は「HanWallに4つの異なる色とさまざまなサイズがあることで、建築デザイナーは新しいエコランドマークの建設に自らの創造力を生かすことができるようになる。Hanergyは信頼できる製品を開発するため、過酷な条件下で検査を実施した。HanWallは12等級の台風に耐え、摂氏マイナス40度からプラス85度の温度に適応することができる」と語った。

HanWallは、ユニークなデザインによって建物を輝かせる卓越した機能を持つだけでなく、環境面のメリットも無限にある。1000平方メートルのHanWallを導入すれば、石炭48トンの燃焼削減、あるいは6000本の植樹と同等の効果がある。

国際的なファサード建築の専門家で、世界有数の建築設計・建設会社パルマスティーリザ(Permasteelisa)の英国の最高経営責任者(CEO)であるポール・ハズラム氏も、BIPVは未来の建築に不可欠な部分と考えている。

「完全に自立し、送電網から完全に解き放たれ、未来の技術を使って効率的に設計し、天然資源のみを使用して自らを維持できるような建築物を設計できて初めて、それは本当の未来の建物になる。私にとってBIPVは、未来の建築に不可欠な部分であり、HanWallは世界中のBIPVにとって新たな夜明けだ」

ポール・ハズラム氏の名前は業界では有名である。彼はロンドンのTower 42、Swiss Re(別名Gherkin)、ロンドン・ヒースロー空港のターミナル5など、業界で最も権威のあるファサードプロジェクトの幾つかを手掛けている。

地球温暖化の解決策としてクリーンエネルギーの使用を増やすという全世界的総意が出来上がっており、Hanergyは企業の環境責任を固く信じている。HanWall、HanTile、Humbrella、HanPackといった革新的で先駆的な太陽光発電製品を通じ、同社はクリーンエネルギーで世界に力を与えることに専念している。

▽Hanergy Thin Film Power Group Ltdについて

Hanergy Thin Film Power Group Ltd(漢能薄膜発電集団、0566.HK)は香港上場会社であり、Hanergy Holding Group Ltdの子会社である。Hanergy Thin Film Power Group Ltdは、世界有数の薄膜太陽電池会社として「モバイルエネルギーづくり」にコミットしている。2009年以来、Hanergyは世界の太陽光発電技術を結集し、薄膜太陽光発電分野の研究と技術革新に堅実な投資を行うことに粉骨砕身している。薄膜太陽光技術は、HanTile、HanWall、HanCar、HanWindow、Humbrella、HanPack、HanPaperを含む一連の商用、非商用製品に応用されている。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20181001/2252891-1

ソース: Hanergy