【ベルリン2018年9月21日PR Newswire=共同通信JBN】
*CRRC、InnoTrans 2018で3種類の新型機関車、地下鉄車両、高速車両を発表
*新しい列車の「健全性」モニター・ソリューションと柔軟なソリューションの導入で、顧客コストの削減を目指す
*現代都市向けの総合鉄道・貨物・航空・陸上輸送ソリューションを打ち出す
未来の都市開発の産業展望を探る世界最先端の輸送・技術国際見本市、InnoTrans 2018で19日、CRRC(China Railway Rolling Stock Corporation)の最新・最先端の製品提供と輸送ソリューションの公開が目の当たりにされた。総合輸送サービス業界内で「ハイテク・ソリューションによって価値を創造する」最良の企業になることをテーマに、CRRCはいくつかの最新製品技術と一連の革新ソリューションを公開して観客を魅了した。世界の先端輸送技術見本市に同社が実働7300キロメートル以上の現役機関車を持ち込んだのも初めてだった。
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CRRCのスン・ヨンカイ社長は「過去数年間CRRCは『総合鉄道輸送ソリューションプロバイダー』、あるいは世界の顧客への『価値創造者』になることを目指し、製品提供者からシステムソリューション創造者へと転進してきた。世界的に有名なInnoTrans貿易見本市での展示と、わが社の革新的新製品、それにコスト効率の良いソリューションはすべて、この2つのコンセプトから生まれた」と語る。SCI verkehrによると、CRRCは売上高で世界最大の鉄道機器サプライヤーに位置付けられる。
こうしたコンセプトの下で同社は、(1)時間の獲得(2)コスト削減(3)インテリジェントおよび未来との統合-の主要3分野を念頭にイノベーションを打ち出した。
▽時間の獲得
屋外展示センターに2種類の新型機関車と地下鉄車両を展示したほか、同社は拡大する現代都市向けに一連の新ソリューションを公表した。多用途の高速都市間鉄道車両と、最高時速250キロメートルの貨物車両などだ。新しい都市間車両は乗客の減少(増加)期間に柔軟な運行が選択でき、時間が節約できる新貨物車両は新鮮野菜や災害救援の救急物質などを大量に輸送する手段として、サプライチェーン経費を削減できる。
▽コスト削減
同社は最適化を目指して、鉄道車両のセンサー型「健全性管理システム」であるPHMも明らかにした。この先取り思考の新システムは、車両群の健全性に関してリアルタイムの診断と予測を運行業者に提供する。
▽未来との統合
CRRCの最新の貨物輸送ソリューションはInnoTransの観客に、適切な輸送システムで相互に結ばれる世界のイメージを提示した。道路と航空、鉄道、海上などさまざま輸送体系を1つの統合システムに連携することで同社は、物流産業の振興とコスト削減、効率向上を目標にしている。
CRRC広報担当者のカオ・ガングカイ氏は「CRRCはソリューションと価値を中核に据えて、尊敬される国際企業の構築を心掛けている。今までわれわれは鉄道輸送産業の発展と、世界13カ所以上の研究開発センターのオープンで世界の提携先と協力してきた。研究開発センターはここドイツでは、ドレスデン大学の中国とドイツ共同設立の鉄道輸送技術センターが含まれる。InnoTrans 2018でわれわれの成果を披露し、業界と鉄道旅客のための価値創造に共に取り組む機会を提示することに期待している」と語った。
InnoTrans 2018は9月18日から21日まで開かれる。Hall 2.2/Stand 310へ訪問を
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ソース:CRRC