【重慶（中国）2018年8月27日PR Newswire＝共同通信JBN】中国西部の重慶で今週開幕した第1回Smart China Expo（SCE 2018）で、聴覚障害者や難聴者が「話す」ことを助ける人工咽頭から熱さ、寒さ、痛みを感じることができる電子皮膚に至る10点の衝撃的なハイテク製品が発表された。
中国では「Cool Tech」や「Black Technology」と呼ばれ、自動運転NEV（新エネルギー車）や病院で使用されるNano-Robot（ナノロボット）を含むこれらの驚くべき製品は、人類が今までに作った目を見張るような成果を具現化したものとして注目を浴びた。
「衝撃的なテクノロジー：『Unimaginable Future（想像を絶する未来）』」のテーマの下で、大学、企業、ベンチャーキャピタル企業など、さまざまな分野の専門家による3回にわたる厳格な審査を経て、1082点の候補の中から10点の呼び物となる未来の製品が選ばれた。新しくリリースされたリストは、SCEの訪問者に対し、それほど遠くない未来にどれほど多くの場面でわれわれの生活がテクノロジーによって形作られるかを見せてくれる。
このイベントで発表されるその他の画期的テクノロジーは以下の通り：
＊清華大学によるレーザー誘起グラフェン（LIG）人工咽頭
＊Beijing Institute of Nanoenergy and Nanosystemsによる高度に伸縮性・拡張性のある電子皮膚
＊Changan Automobile（長安汽車）によるL4 Autonomous NEV
＊Harbin Institute of Technology（ハルビン工業大学）とカリフォルニア大学サンディエゴ校による思考制御の人工神経
＊浙江大学による溶ける電子部品
＊テンセントによるAI Medical Innovation System （AIMIS）
＊iFLYTEKによるiFLYTEKモバイル翻訳2.0
＊CloudWalk TechnologyによるPerson Re-Identification（REID、人物再同定）システム
＊Alibaba CloudによるET Industrial Brain
一部は既に商品化されているが、他はまだ研究開発プロセスにある。
SCEはまた、International Drone Racing Grand Prix（国際ドローン・レーシング・グランプリ、IDRGP）、i-VISTA自動運転車レースなどの協議会を主催した。
SCEでのサイドイベントでは、主催都市である重慶のビッグデータインテリジェンスにおける中国のパイオニアとなるとの熱意およびスマートテクノロジー分野の人材と投資を同地域に誘致する意欲を浮き彫りにしている。
重慶の唐良智市長は「重慶はビッグデータインテリジェンスの助けで、その従来型産業に新たな息を吹き込み、テクノロジーの商業的、政府的、民間的利用を最大化するイノベーション主導型成長戦略を採用している。SCE開催はスマートテクノロジー開発に向けて前進するための重要なステップであり、世界中のパートナーとの協力を深め『Smart Technology: Empowering the Economy and Enriching Life（スマートテクノロジー：経済を活性化し、生活を豊かにする）』とのテーマの下で良い未来を一緒に創造することを期待している」と語った。
詳細はhttps://www.smartchina-expo.cn/ および http://www.ichongqing.info/smart-china-expo/ を参照。
▽Smart China Expo（SCE）について
重慶で開催されるSmart China Expo（SCE）は、中国西部におけるビッグデータおよびスマートテクノロジーの開発をサポートする世界クラス、全国レベルの博覧会である。SCEはビッグデータおよびスマートテクノロジー時代の重慶の「Smart Endeavors（スマート事業）」のためのプラットフォームであり、世界中の組織、企業、専門家、学者の交流のためのプラットフォームでもある。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180827/2220830-1-a
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