【重慶(中国)2018年8月27日PR Newswire=共同通信JBN】
重慶はテクノロジー・パイオニアたちの年次会合の恒久的な開催地に
中国西部の都市、重慶で23日に開幕し、25日まで続く初のSmart China Expo(SCE 2018)は、アリババ、テンセント、Qualcommなどの世界大手のテクノロジー企業の間でエキサイティングな首脳レベルの交流が行われており、既に約900億米ドル相当に上る多数の投資契約が発表され、ビッグデータインテリジェンス(Big Data Intelligence)における中国のパイオニアになろうとする同市の熱意を浮き彫りにしている。開幕式で、中国の韓正副首相は中国の習近平国家主席からの祝辞を伝え、重慶が同イベントの恒久的な開催地となり、毎年、業界のパイオニアを呼び集め、地元と地域のテクノロジー産業の発展を支援すると発表した。
スマートテクノロジー分野の11人の著名な起業家、学者、専門家がSCE 2018の幕を切って落とし、スマートフューチャーのビジョンを共有した。この後、総額6120億元(887億米ドル)相当に上る501の主要な投資契約を確定する調印式が行われ、これらの契約はスマート製造、知的サービス、次世代情報技術の3つの主要分野に何百億ドルもの資金を注ぎ込む。
アリババのジャック・マー会長はSCE 2018のサミットでの基調演説で「私は、この一連のテクノロジー革命がわれわれの想像をはるかに超えた変化をもたらすと信じている。今後30年間で、スマートテクノロジーはわれわれの生活のあらゆる側面に浸透し、製造、教育、医療サービスを含む従来型産業を再構築するだろう。未来は、ITの巨大な力とインテリジェントテクノロジーを生かすことのできる人たちのものである」と語った。
同サミットで発表された投資は、集積回路工学(IC)、インターネット・オブ・シングス(IoT)、自動運転車、スマートファクトリー、スマートロジスティクスなどの分野で、ビッグデータテクノロジーの成長を促進する。プロジェクトには、低地球軌道移動体衛星通信、サービスロボット、重慶のデジタル経済を加速するビッグデータセンター、新エネルギー車(NEV)生産拠点、インターネット接続車、同市が自動車生産のサプライチェーンを強化するのに役立つ電池プロジェクトが含まれている。
Qualcommのクリスティアーノ・アモン社長はマー氏の見解に同調し「われわれはITの将来の発展に非常に楽観的である。というのも、われわれの周りにあるあらゆるものがますますインテリジェントになってきているからだ」と語った。アモン氏は、Qualcommは現地のパートナーシップを通じて中国で成長することに全力で取り組んでおり、この米国の大手半導体メーカーはIoTテクノロジーの開発を加速するために重慶で合弁会社を設立すると付け加えた。
重慶の唐良智市長は「重慶は、初のSCEを開催し、ここで重要な投資契約が調印されるのに立ち会うことができて光栄である。われわれは『Smart Technology: Empowering the Economy and Enriching Life(スマートテクノロジー:経済を活性化し、生活を豊かにする)』のテーマの下で、世界中のパートナーとの協力を深め、より良い未来を一緒に創造することを期待している」と語った。
詳細はhttps://www.smartchina-expo.cn/ およびhttp://www.ichongqing.info/smart-china-expo/ を参照。
Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180824/2220178-1-a
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ソース:Smart China Expo