【上海2018年2月28日PR Newswire】アルケマ(Arkema)は2018年4月1日付け、あるいは現行契約が許容する条件でアジア太平洋地域における同社Kynar(R)フッ素系樹脂製品群の価格を6から9%引き上げる事を発表しました。この価格引き上げは進行中の原材料費の値上げに対応すべく、及びArkemaが継続している研究開発、コンプライアンス、顧客の成長に貢献すべく生産能力増強のための投資のために必要なものです。
機能性樹脂の世界的大手メーカーの一社として、アルケマは個々の顧客のニーズに合った革新的で付加価値の高いソリューションを提供することに特化しています。アルケマの機能性樹脂事業では自動車、工業、医療、消費財、建設、再生可能エネルギー市場向けに特化した高性能ポリアミド樹脂とフッ素系樹脂の広範な商品ラインアップを提供しています。
Kynar(R)、Pebax(R)、Rilsan(R)など広く知れ渡っている世界的ブランドを持つアルケマは欧州、アジア、米国に拠点を置く生産設備および研究開発センターをベースに、同社顧客に対して世界的な供給網ならびに地域別にカスタマイズされたサービスの提供をする事により業界でもリーダー的存在です。
Kynar(R)フッ素系樹脂は飲料水ろ過用の高分子膜、リチウムイオン電池の電極バインダー、太陽光パネル裏面シート向けの保護フィルムなどの高性能用途として広く使われています。これらの用途、その他で成長著しいのがアジア太平洋地域です。
材料および革新的ソリューションの提供者として、アルケマは顧客のパフォーマンスの更なる向上に貢献するための材料を具現化し、新たな用途を創出しています。同社のポートフォリオは高性能材料、産業用特殊化学品、コーティングソリューションをバランス良くカバーしています。同社製品の各ブランドは世界的に認知されており、それぞれの市場でリーダー的なポジションに位置付けられています。同社は2017年には83億ユーロの年間売上を計上し、世界各地の従業員数は約2万人、さらに55カ国近くで事業を行っています。同社はすべてのステークホルダーと積極的に関与することに努めており、北米、フランス、アジアの同社研究開発センターはバイオ由来製品、新エネルギー、水処理、電気・電子製品、軽量化材料と設計、家屋の効率化および断熱化などの進歩に貢献することに傾注しています。
(日本語リリース:クライアント提供)