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GreyOrangeが大型倉庫用エンドツーエンド・サプライチェーン自動化の新製品Butler XLを発表へ

GreyOrange
2018-02-28 08:00 2365

*Butler XLは工場倉庫、全チャネル・フルフィルメントセンター、大規模流通ハブで最大1600キログラム(3500ポンド)のペイロードを処理、パレット、ドラム、袋、箱、ケースを取り扱う

*最新型グッズツーパーソンのButlerロボット・ファミリーは同じ施設内の複数フロアを自律的にナビゲートする

【ハノーバー2018年2月28日PR Newswire=共同通信JBN】

ロボティクスおよびサプライチェーン・オートメーション企業のGreyOrange (http://www.greyorange.com/ )は、ドイツで開かれる第16回LogiMat 2018で100-1600キログラム(220-3500ポンド)のさまざまなペイロードを取り扱うことができるButlerロボットの拡張版を発表する予定である。

GreyOrangeのシド・チャッタージー製品担当副社長
GreyOrangeのシド・チャッタージー製品担当副社長

 

新製品のButler XLは最大1600キログラム(3500ポンド)のペイロードを処理する
新製品のButler XLは最大1600キログラム(3500ポンド)のペイロードを処理する

グッズツーパーソンのButler(TM)システムは、倉庫での商品格納(在庫受入)と受注処理を自動化することで高速オペレーションを実行できる。これは3PL、Eコマース、小売りなどの業界向けに、日本、香港、インド、欧州、米国の流通センターに導入されている。ロボットシステムはアパレル、家庭用品およびパーソナルケアなどのさまざまなアイテムを処理し、出荷当たりコストを削減し、倉庫作業の生産性を4倍以上向上させる。

新製品のButler XLは最大1600キログラム(3500ポンド)のペイロードを処理する。その多用途性は工場倉庫、全チャネル・フルフィルメントセンターおよび大規模流通ハブのバルク在庫を処理するのに理想的である。自動車部品、製造材料および液体を含む原材料から完成品までの幅広い積み荷をパレット、ドラム、袋、箱およびケースで運搬し、配置することができる。

GreyOrangeのシド・チャッタージー製品担当副社長は「われわれは、成長しつつあるButlerファミリーにButler XLを加えることができて喜んでいる。Butlerの全製品は、GreyOrangeが開発したソフトウエアプラットフォームGreyMatterを使って最小の管理で稼働し、人工知能(AI)を使用して人、プロセス、テクノロジーをより効率的に統合し、倉庫運用を革命的に変える。これはリアルタイムで、最適な倉庫運用に必要な全ての機能、インテリジェンス、サービスを統合して提供する」と語った。

受注プロセスの全ての段階で、受領から保管まで、ピッキングから受注処理まで、注文はソフトウエアプラットフォームGreyMatter(TM)によって管理される。拡大するButlerファミリーの主な利点の1つは、エレベータを使用してマルチフロア作業を管理できることである。これにより、複数のフロアで材料と在庫を取り扱う上での柔軟性が増大し、倉庫内で垂直方向のスペース使用を最適化することができる。www.greyorange.com を参照。

大型で重いパレット、またはゆっくりと動くインベントリーは、1つのフロアに保管することができるが、高速移動する商品は別のフロアに保管することもできる。ソフトウエアプラットフォームGreyMatterは、複数のフロア全体で複数のButlerを管理する。このような自動処理は、トレーサビリティーの向上、処理精度の向上、注文返品の最小化など、受注から発送までの時間を大幅に短縮する。在庫受入およびピッキングのプロセスは、しばしば倉庫スタッフのリソースの過半数(50-70%)を占める。Butlerシステムを使用すると、在庫の可用性が向上し、効率が倍増し、納期が数日から数時間に短縮される。

Butlerシステムはインフラストラクチャーの変更を最小限にしか必要としないため、既存のオペレーションに簡単に追加することができる。Butlerの範囲は同様のフットプリントを共有し、同じ幅の通路内をナビゲートすることができる。この多用途性により、Butlerがエンドツーエンドの自律処理のために倉庫内のさまざまな部分で作業するように容易に設定することができる。

新製品のButler XLの幾つかのユニットは、今年半ばまでにサイトに統合される。ピッキング速度と生産性における運用効率の新しい基準が設定される見込みである。

ButlerシステムはCE Marking、ANSI/ITSDF B56.5(米国規格)、JIS D6802(日本規格)、火災および地震に対するRoHS緊急対応などの適用可能な国際安全および規制基準に準拠している。ハイエンドの電気自動車と同様に、Butler XLで使用されるリチウムイオン電池の優れた化学的特性は、1回の充電で24時間シフトを完了する連続で長いランタイムを提供し、必要に応じて急速充電する。ButlerのAIはシフト中の作業負荷とスケジュールに基づき、Butlerロボットにオポチュニティー充電を指示し、システムによる最適な稼働時間の提供を確保する。

2018年3月13-15日にドイツ・シュツットガルトの「LogiMAT 2018」Hall 7、Stand F49のGreyOrangeのブースへ。登録はhttp://www.greyorange.com/logimat-2018 で。問い合わせ先はinfo@greyorange.com

▽GreyOrangeについて

GreyOrangeは、倉庫、流通センター、フルフィルメントセンターのエンドツーエンド・サプライチェーン自動化のための最先端ロボットシステムを設計、製造、展開する多国籍テクノロジー企業である。この領域における深い専門技術、ワールドクラスのハードウエアおよびソフトウエア・エンジニアリング、複雑なビジネス問題を解決する情熱を備える同社は世界のロジスティクスおよびサプライチェーン・プロセスを最適化する方法をリードしている。2011年に設立されたGreyOrangeは本社をシンガポールに置き、インド、香港、日本、ドイツ、アラブ首長国連邦(UAE)にオフィスを構え、インドのグルガオンに最先端の研究開発センターを擁している。問い合わせ先はinfo@greyorange.com

詳細はwww.greyorange.com を参照。

▽メディア問い合わせ先

Christina Loh
GreyOrange Pte Ltd
+65-6589-8380, christina.l@greyorange.com

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20180227/2063053-1-a
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ソース: GreyOrange