【東京2016年2月17日PR Newswire=共同通信JBN】ロボット技術ベンチャー企業のGrey Orange Pte Ltdは17日、ナリン・アドバニ(Nalin Advani)氏がアジア太平洋・日本担当の最高経営責任者(CEO)として入社したと発表した。
アドバニ氏は最近では世界的なディスプレーメーカーであるバルコ(Barco NV)のアジア太平洋部門副社長としてシンガポールに駐在した。在任中は日本、韓国、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、インドの各オフィスとチームを通じて、アジア太平洋のビジネスに采配を振るい、売上高と利益率、市場シェアを過去最高に引き上げた。
GreyOrangeの創業者でCEOのサメイ・コーリ氏は「これはわが社として戦略的な人材採用だ。アジア太平洋はわが社にとって高成長地域で、われわれは事業を次の段階に押し上げる人物を求めていた。アドバニ氏は信頼性、経験、才能で大きく貢献し、わが社が世界の有力企業になることを助けてくれる。彼を経営チームに迎えたことは、この上ない喜びである」と語った。
アドバニ氏は入社に当たって「ロボットの技術革新に賭けるGreyOrangeに最初から魅力を感じた。リアルなスループットでしのぎを削る市場で強力な技術を持つわれわれは、今後数年間で目標とする産業分野でリードできる。飛躍的なペースで成長するアジアのEコマースでGreyOrangeは地殻変動を引き起こし、顧客に効率性とスケーラビリティー、際立つ競争優位性を提供できる」と述べた。
GreyOrangeは1月27日、日本のEコマース物流プロバイダーであるGROUND株式会社との提携に合意したと発表した。この提携によってGreyOrangeはGROUNDへ戦略的な投資をし、GROUND取締役会にナリン・アドバニ氏ら2人の代表を指名する。
国際的に拡大を続けるGreyOrangeにとって、アジア太平洋市場への参入は大きな前進である。2011年にインドのグルガーオンで創業したロボット技術ベンチャー企業の同社は、現在インドの9州で操業し、9州のコンベヤーソート市場で90%のシェアを占める。2015年にはグローバル化計画に着手し、シンガポールにアジア太平洋本社を開き、香港と東京へも進出した。
▽GreyOrangeについて
GreyOrangeは倉庫作業自動化ソリューションを専門とするロボット技術会社。ロボット技術とソフトウエアエンジニアリングを駆使し、サード・パーティー・ロジスティクス事業者またはインハウスの倉庫業務を行う事業者による倉庫内作業で、作業の非効率性を解消している。
2011年インドのグルガーオンで2人で創業した同社は、香港、シンガポール、日本を含むアジア太平洋地域で急速に拡大する多国籍企業に成長した。現在は350人以上の従業員がおり、そのうち200人以上は研究開発(R&D)に従事している。
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