【上海2017年6月9日PR Newswire=共同通信JBN】中国の小売り大手Suning Holdings Group(以後、Suningないしはグループと表記)は、中国・上海で6月9日から開催されている2017 Consumer Electronic Show Asia(CES Asia)で、一連のインテリジェント電子デバイスおよびテクノロジーを展示している。Suningは同社の展示およびイノベーションに関するサミットで、インテリジェントな小売り事業モデルを展示している。
グループは企業がSuningの「Smart Retail(スマート小売り)」に携わることを支援する一連のソリューションを開発した。Smart Retailには、家庭にあるすべてのインテリジェントな消費家電をコントロールするアプリ、企業がユーザーといつでも対応できることを支援するロボットシステム、発送された小包の配達を追跡するインテリジェントな流通システムに加え、市場データおよび分析に基づき小売店に製品を補充する供給システムなどが含まれる。
Suningのスン・ウェイミン副会長は「インテリジェント・テクノロジーは消費財だけでなく小売りセクターにも利用されている。これらのシステムは消費者性向を把握し、トレンドを予測し、より良いサービスを提供できる」と語った。
SuningはまたCES Asiaが開幕する前にオンラインキャンペーンを開始し、GREE、Whirlpool、PPTVなど大手業界企業が提供する暮らしやエンターテインメント向けの幅広いインテリジェントな電子製品を販売した。
Suningは近年、人工知能(AI)、仮想現実(VR)、クラウドコンピューティングを含む最新テクノロジーの性能を向上させるとともに、これらを小売店に取り入れて同社のサプライチェーン、eコマース運営、消費者ターゲッティングモデルを変革した。その結果、従来の実店舗とオンラインショップとの壁を取り除き、双方に新しい事業存続の可能性をもたらすことに成功した。例えば、CESショーの見学者が製品のイメージを精査したり、実際の製品のイメージを捉えたりすれば、その製品に対する割引券がもらえる。スン氏は「Smart Retailは未来の小売りモデルである。これはあなたの親しい人よりもあなたを魅了する」と語った。
Suningはこれらの技術革新をさらに紹介するために、CES Asiaで同社のイノベーション・サミットを開催し、「Created in China」の構想を世界に宣伝する。業界リーダーがこのイベントに参加し、イノベーションを通じて事業の成功を生み出すことができるモデルについて話し合う。
スン氏は「Suningはオンラインおよびオフラインの小売りにおける統合したリソースを活用することによって、世界に小売りの代替モデルを提示し、国内外の消費者に高品質な製品・サービスを提供していく」と述べた。
▽Suning Holdings Groupについて
1990年に創設されたSuning Holdings Groupは子会社を通じて、小売り、不動産、メディア、エンターテインメント、投資、スポーツ、金融サービスの6つの業界の市場リーダーである。Suningの子会社2社は、株式を上場しているSuning Commerce Groupとラオックスである。Suningは2016年、中国第2位の非国営企業にランク付けされた。約2億8000万の常連顧客の市場にサービスを提供するオンラインおよびオフラインの小売りプラットフォームを使って、Suningは消費者向け総合サービスをはじめ、中国市場に参入したばかりの外国企業に信頼できる効果的なサポートを提供することができる。
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ソース:Suning Commerce Group