【北京2017年5月23日PR Newswire=共同通信JBN】中国国際航空(エアチャイナ)は22日、北京首都国際空港およびフランクフルト国際空港と連携して新たなAir China Easy Way Beijing-Frankfurtを開始すると発表した。中国国際航空の中国と欧州を結ぶ最初の国際エクスプレスルートである新たなプロジェクトは、北京とフランクフルトを主要な国際航空拠点として発展させ、北京・天津・河北地域の開発を促進するねらいがある。また新路線は乗客に快適で継ぎ目のない旅行体験を提供する。
今年は中国とドイツの国交樹立45周年にあたる。2017年はまた中国の一帯一路構想において重要な年であり、両国の協力に無比の機会を提供する。中国とドイツはシルクロード経済圏の両端に位置する。双方の経済力は地域成長の主要なけん引役であり、従って中独関係の強化は地域全体に恩恵をもたらすこととなる。航空業界は2国間の政治的・経済的・文化的絆を深める上で主要な役割を果たす用意がある。その結果、新たなAir China Easy Way Beijing-Frankfurtは文化交流を促進し相互理解と友好関係を推進するものとなろう。
2016年9月22日、中国・欧州間の接続を改善し北京・フランクフルトでの乗客の乗り継ぎ回数を削減するため、中国国際航空は北京首都国際空港、フランクフルト国際空港との了解覚書に署名した。新たなAir China Easy Way Beijing-Frankfurtで旅行する乗客は、専用のチェックインカウンター・搭乗ゲート・荷物ターンテーブルの利用など快適で継ぎ目のない旅行体験を提供する数々の新サービスの恩恵を受けることができる。
北京首都国際空港を拠点とし、中国国際航空は6大陸を結ぶ広範な路線ネットワークを運航している。現在同社は中国と欧州を結ぶ世界最大の航空会社である。Air China Easy Way Beijing-Frankfurtは1989年に開始され、1日2便が運航中である。北京―フランクフルト線は中国国際航空の最も現代的な広胴型機であるボーイング747-8機およびボーイング777-300機を使用している。フランクフルトは世界最大級の空港を擁し、主要な欧州の商業・金融・交通拠点である。フランクフルト国際空港は2016年に、88の航空会社を利用し100カ国超247の目的地へ向かう乗客6080万人にサービスを提供した。2011年の姉妹空港提携締結以来、北京首都国際空港とフランクフルト国際空港は緊密な関係を維持している。北京首都国際空港は中国最大の航空拠点で、147の国内線と132の国際線から成る広範な路線網を持つ。2016年には9400万人超の乗客が同空港を利用し、7年連続で世界第2位の利用者数を誇る。
航空業界の主要なプレーヤー3者によって開始されたこのプロジェクトは航空会社と空港の協力において新たな前例を提示する。今後数カ月から数年の間、中国国際航空は乗客により良いサービスを提供し、中独および中欧関係を深化するために提携空港との関係を強化する計画である。
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