【新竹(台湾)2017年4月19日PR Newswire】ターンキーASIC設計サービスとIPの大手プロバイダーであるファラデーテクノロジー社(Faraday Technology Corporation)(TWSE: 3035)は19日、UMC 28HPCUプロセス・テクノロジー上で各種アプリケーションに採用実績のあるV-by-One(R)HS のPHYとコントローラIPの提供が可能になったと発表しました。ファラデー社が独自開発したIPはV-by-One HS規格バージョン1.4に準拠し、TXおよびRXの両方で最大4Gbpsデータレートまでサポートすることが可能です。このIPの採用により、車載インフォテインメント・システム、車載サラウンドビュー・システム、UHDディスプレー等のディスプレイ応用でビジュアル体験を向上させることが可能となります。
ファラデー社は10年以上にわたりディスプレー・メーカーと協力して、LVDS IPなど高速ビデオ・インターフェース・ソリューションを搭載したT-Con ASICを開発してきました。これらの経験を通してファラデー社は、この分野のシステム・ノウハウと経験を蓄積してきました。ファラデー社は高度な28nm/40nmプロセス・テクノロジーを適用することによって、V-by-One HS IPをチップ間の高帯域ビデオ通信に適用しLVDSベースのソリューションをしのぐディスプレーの高解像度を実現することを目指しています。ファラデー社は通信シグナルの品質と耐ノイズ性を向上させる為に、システムの信号ロスを補正する為にデザイン・アーキテクチャーを最適化します。
ファラデー社のスティーブ・ワン社長は「高帯域データ通信はファラデー社の主要なIP開発戦略の1つです。われわれは、LVDS、Sub-LVDS、MIPI、V-by-Oneを含めディスプレーおよび画像キャプチャ向けのASIC業界の最も総合的なインターフェースIPソリューションを提供していきます。われわれは0.13umおよび40nm プロセスでのV-by-One IPでの成功に続き、28nmノードでもV-by-One HS PHYとコントローラーをシームレスに提供することによって、お客様がディスプレー・システムの製品開発TATを短縮できると確信しています」と語った。
▽ファラデー社の御紹介
ファラデーテクノロジー(TWSE: 3035)は先進のファブレスASICおよびシリコンIPのプロバイダーです。当社の幅広いIPポートフォリオにはI/O、セル・ライブラリ、メモリ・コンパイラ、ARM互換CPU、DDR2/3/4、LPDDR1/2/3(ローパワー)、MIPI、V-by-One、USB 2.0/3.1 Gen 1、10/100/1000イーサネット、シリアルATA、PCI Express及びプログラマブルSerDesなどが含まれます。台湾に本社を置くファラデーは、米国、日本、ヨーロッパと中国を含む世界にサービスおよび技術サポートの事務所を持っています。詳細は下記WEBサイトにアクセスをお願いします。www.faraday-tech.com
ソース:Faraday Technology Corporation
(日本語リリース:クライアント提供)