【ニューヨーク2016年9月30日PR Newswire=共同通信JBN】本物のサングラスのように見える世界初となるDlodlo開発のウエアラブルVRヘッドセットDlodlo V1は9月28日、40日間で金額20万米ドルの目標を掲げ、Kickstarterでクラウドファンディングを開始した。小売価格は559米ドルを設定している。
小型、軽量、ファッショナブルなうえに耐久性があるDlodlo V1は、8月8日のニューヨークでの公開イベントで、同製品が提供する多数の技術的な躍進の理由から大きな注目を浴びた。これらの飛躍には以下の機能が含まれている。
*快適かつトレンディーなデザインで、16ミリ・グラスを備え重量88グラム
*2400 x 1200解像度と90Hzリフレッシュ速度
*105度の視角
*Dlodlo自社開発の予測アルゴリズムを使いダイナミックディレイをほとんど解消することでめまいを軽減
このテクノロジーによってDlodlo V1はダイナミックディレイをほぼ抑制し、ユーザーがグラスを装着している際に感じるめまいを大幅に軽減する。同時に、Dlodlo V1は自動的にゆがみを修整し、ビジュアルコンテンツのユーザー体験を向上させる。Dlodloは近眼のユーザーの必要性に適応させる特別設定も搭載しているので、メガネを常時かけているユーザーが別の矯正メガネを装着する必要はない。
Dlodloのリー・ガン最高経営責任者(CEO)は「Dlodlo V1はDlodloのVR機器開発におけるブレークスルーであり、VR機器を一般の人々に紹介する画期的な第1歩である。Dlodlo V1はより小型、よりスマートになり、見た目もよくなっており、市販されている他のVR製品よりも優れた体験を提供する。われわれは光学やエレクトロニクス、素材や構造に至るあらゆる部分で進展を遂げた」と語った。
Dlodloは現在、H、A、V、Xシリーズで4製品がある。フラグシップモデルには、限定版のDlodlo Glass H1、アップグレード版Dlodlo H2、Dlodlo A1(iPhone向け)、Dlodlo V1、Dlodlo X1オールインワン、独立外部ホストD1がある。
Dlodloは製品レンジを拡大するため、ウエアラブルVRグラスを設計、開発するだけでなく、Dlodloハードウエアと互換性があるビデオ、ゲーム、アプリケーションなどVR関連コンテンツも推進している。同社のコンテンツ・プラットフォームは、139の3Dムービー、519のVRパノラマ映像を含む658のビデオをストリームできる。また、このプラットフォームは、Basketball、Deep Space Battle、Lamperなど、76の独自のスポーツ、アクションアドベンチャー、シューティングゲームを取り入れている。
リーCEOは「Glass V1はほんの始まりにしかすぎない。当社製品戦略の次のステップはハードウエアの生産に限定されず、共有を促すコンテンツも提供することである。われわれは、もっと多くの人々がいつでも、どこでも究極のバーチャルリアリティー体験を楽しむことができることを目指しており、ハードウエア、ソフトウエア、アプリケーション、プラットフォーム、コミュニティーによってサポートされるスマートグラスなどの製品によって、われわれは誰もが認めるDlodlo Worldを築くことができる」と語った。
詳細は以下のウェブサイトを参照。
https://www.kickstarter.com/projects/203407287/dlodlo-v1-opening-a-new-world-of-vr
▽Dlodloについて
Dlodloは2013年から、VRグラスおよびプラットフォームの設計、開発に特化する中国のテクノロジー企業であり、現在はH、A、V、Xシリーズで4つの製品ラインを保有している。同社はVRエコシステムを構築し、大量のビデオ、ゲーム、アプリケーションのコンテンツを提供することに専念している。Dlodloは現在、中国、米国、日本にオフィスを構え、100人以上を雇用している。
ソース:Shenzhen DLODLO Technologies Co., Ltd