【広州(中国広東省)2016年9月5日PR Newswire=共同通信JBN】
国際的ファストファッション・デザイナーブランド名創優品「メイソウ」は2016年8月3日、米国の代理店との間で包括的戦略提携契約に署名した。署名式典には米代理人マシュー・リアン、名創優品「メイソウ」グローバル共同創立者葉国富、MINISO Asia Pacific副社長リー・ミンシンの各氏が立ち会った。
名創優品「メイソウ」が米国で戦略契約に調印した狙いは米国および欧州市場を開拓することにある。名創優品「メイソウ」は実店舗型小売ブランドとして最も高い成長を遂げており、直近の3年間に世界で1400店をオープンしてきた。2015年の同社の世界販売金額は50億元(7億5000万米ドル)に達し、今後、100億元に成長すると見込まれている。
名創優品「メイソウ」は創設以来、買い物のしやすさ、製品、手頃な値段、世界的なデザインを追求するビジネスモデル、国際的マーケティング手法、さらに中国製であることで消費者の人気を博してきた。
当初、日本と中国市場に注力していたが、その後、世界36カ国、地域で戦略的提携契約を結んでいる。その中でも米国は最も先進的な市場である。名創優品「メイソウ」が米代理人と提携したことは、同社の製品とビジネスモデルが世界市場によって受け入れられたことを示している。
署名式典の場で、共同創立者の葉氏は「米国の小売市場は高度に発達しており、両社は今回の提携契約に引き続き、製品研究開発、モデル更新、人材トレーニングなどさまざまな分野で協力していくことになる。米国市場は名創優品『メイソウ』が世界の主要小売店チェーンになるために重要であり、また、当社はパートナーと共に米国をさらに大きな市場にできると確信している」と述べた。
米代理人のリアン氏は付け加えて「世界的な景気低迷によって生活の質の面で打撃を受けた米国人もいる。米国市場に名創優品『メイソウ』の新ショッピング経験を提供することで、幾分ともそれを軽減したいと考えている。両社が一緒になれば米国市場の潜在力を引き出せると期待している」と述べた。
今回の契約によって名創優品「メイソウ」の環太平洋地域における国際戦略は一応完了したことになり、今後その他の国、地域への拡大計画に向けた強固な基礎にもなる。