【上海2016年4月15日PR Newswire=共同通信JBN】太陽光発電(PV)産業の世界大手ジンコソーラー(JinkoSolar Holding Co., Ltd.、以下ジンコソーラーまたは同社)(NYSE: JKS)は14日、エネルギー改革の実施以来メキシコ初となる長期電気供給オークションの一環として、188MWac(188MW交流電流)の3機の太陽光発電(PV)プロジェクトを受注したと発表した。ジンコソーラーは太陽光発電所を開発、建設している。
プロジェクトの2つはユカタン州に、残る1つはハリスコ州に設置する。発電所は2018年半ばまでに商用運転に入る予定であり、そのころには発電された電気はすべてが、15年期間の電力購入契約および20年期間保証付きクリーン・エネルギー認定書に基づいて、メキシコ連邦電力委員会(CFE)に売却される。3つのプロジェクトで期待される総発電量は年間500GWh余りであり、年間約20万トンのCO2排出量を削減する。
ジンコソーラーのシエンディ・リー会長は「私はメキシコのこれら大規模プロジェクトを受注できて喜んでいる。これはジンコソーラーがソーラー産業のグローバルリーダーとして、海外プロジェクトとその開発を拡大する一里塚である」と語った。同会長は続けて、「このことは海外市場における当社ブランド名の認知、技術的な力、財政能力を示すも者だと思う。われわれはメキシコに再生エネルギーを開発するため、メキシコ連邦電力委員会(CFE)と国家エネルギー管理センター(Centro Nacional de Control de Energia、CENACE)との協力を熱望している。われわれは今回の受注を生かして、メキシコとプロジェクト開発の機会を求めているその他ソーラー市場で成長のモメンタムをさらに高めたいと期待している」と語った。